能登方面への観光に鉄道で移動する際に便利な路線ですが、この七尾線を走っている豪華絢爛な観光列車「花嫁のれん」の乗車しました。
大変人気のある列車のようで、きっぷをとるのが大変でした。
花嫁のれんは、気動車を改造した車両ですが、加賀友禅や輪島塗をモチーフにした大変きらびやかな外観となっています。
列車は2両編成で、1号車はそれぞれの座席が仕切られた半個室のつくりになっており、こちらのほうがおすすめです(2号車はボックス席とカウンター席となっています。)。
花嫁のれんは、主として土曜日、日曜日、祝日を中心に、金沢駅と和倉温泉駅の間を2往復(1日に4本)が設定されています(運行日は毎日ではないので、JR西日本のサイトでチェックしたほうが無難です)。
座席は全車指定のうえ、52席しか用意されていないので、きっぷを押さえることが大変困難になっています。
(そのうえ52席のうち何席かは旅行会社のツアーに組み込まれているようですので、実数はもっと少ないと思われます。裏返せばツアーに申し込めば確実に乗車できるのでしょうが。)。
取得困難なきっぷの購入方法ですが、JRのインターネット事前受付などいくつか方法はありますが、個人的には「10時打ち」が最も可能性が高いのではないかと思います。
「10時打ち」というのは、指定席券の発売日である乗車日の1か月前の午前10時ぴったりにJRのみどりの窓口の職員の方に機器を操作してもらい、きっぷを購入する方法です。
とはいえ、午前10時に到着するようにみどりの窓口に行っても、時すでに遅しとなりかねません。駅の取り扱いにもよりますが、基本的には先着順で申し込みを受け付けてもらえますので、あらかじめ窓口に並んでおく必要があることが多いです。人気のある列車ほど何時間も前から待つ人が出てくるので、なるべく早く到着して、なるべく先頭を押さえることが肝要となります(公式な方法ではないので、駅によって取扱方法はまちまちになっているようです。)。
筆者も10時打ちによって、なんとか花嫁のれん1号の1号車4A・4Bを押さえました。
また、花嫁のれんには食事券がオプションで購入することができます。
食事の内容は1号・3号がスイーツセット、2号が和軽食セット、4号がほろよいセットとなっています。
食事券は、JR東日本の場合はみどりの窓口ではなく、びゅうプラザで購入することになります。
乗車前の準備がととのったところで、次は実際に乗車した際の記録を書きたいと思います。
(続く)