前回に引き続いて、北海道一周の旅の2日目です。
本記事での列車の乗り継ぎ
(1)苫小牧 610発→追分646着(室蘭本線 1463D)
(2)追分 708発→夕張817着(石勝線 2623D)
(3)夕張 825発→親友張り849着(石勝線 2626D)
(4)新夕張 857発→新得1001着(石勝線 31D 特急スーパーとかち1号)
苫小牧から出発
この日は、苫小牧から出発します。
まずは、苫小牧6時10分発の室蘭本線・岩見沢行きに乗車します。乗り鉄趣味は、始発列車に合わせることが多いので、朝は早いです。
夕張行きの列車に乗車
途中の追分駅で下車して、ここで石勝線・夕張行きの列車へと乗り換えます。1日に5往復のなかなか貴重な列車です。
石勝線に乗車すると、ところどころで屋根のある簡易式のトンネルのようなところを通過します。これはスノーシェッドというもので、ポイント切り替え部を雪から守る役割があるらしいです。
新夕張からは夕張支線に入り、北上して夕張駅へと向かいます。
夕張支線は、夕張市が廃止を受け入れており、2019年3月にも廃線となる見通しである。したがって、この機会に何としてでも乗っておきたかった路線です。
おそらく廃線となった後は、バスに転換するによって公共輸送が図られるのではないでしょうか。
夕張駅に到着!
8時17分に夕張駅に到着しました。
駅の構造は、1面1線だけのいわゆる棒線駅です。ここへ来た列車は折り返し運転をしているようです。
駅舎は観光案内所を兼ねているようであり、とんがり屋根が特徴的です。駅舎自体は廃線となってもまだまだ使いみちがあると思います。
滞在時間が短いのが惜しいですが、乗ってきた列車で新夕張まで折り返します。
新夕張~新得は18きっぷの特例区間
新夕張では新得方面の列車へと乗り換えます。
特急スーパーとかちに乗車します。新夕張から新得までの区間は、普通列車は全く設定されていません。この区間に限っては、18きっぷ等も特例で特急列車の普通車自由席に乗ることができるルールとなっています。なんだか得した気分ですね。
さすがに特急列車だけあって、今まで乗ってきたキハ40系より乗り心地は断然良いです。そして速い!山々をぶち抜いたトンネルと特急列車で一気に走り抜けるのは何とも爽快な気分ですね。
特急スーパーとかちに1時間程度乗車して、新得に到着。
新得からは帯広行きの列車へ
新得からは鈍行列車の旅に戻ります。快速の帯広行きの列車に乗車します。
先ほどまでの山やトンネルとは違って、今度は平地を十勝清水、芽室などの街を経由して列車は走ってゆきます。
11時34分に帯広駅に到着。今までと打って変わって、駅前が開けて人も多く、いきなり都会にやって来た気分です。
次の列車まで1時間ほどあるので、ビルの中にある「ぶたはげ」さんで帯広名物の豚丼をいただきます。
さて、次回は根室本線をいちばん端の根室まで向かいます。
今回の旅の詳細な日程は、下記をご参照ください。