もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

【宗谷岬】北海道一周の乗り鉄旅へ【4日目後編】

 北海道4日目。前回は、旭川から鈍行列車で6時間、最北の駅である稚内までやってきた。

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本記事での列車の乗り継ぎ

 (1)稚内駅前1320発→宗谷岬1410着(宗谷バス)

 (2)宗谷岬1501発→稚内駅前1553着(宗谷バス)

 (3)稚内 1746発→旭川2126着(宗谷本線 52D 特急宗谷)

 

 稚内駅からバスで宗谷岬へと行き、その後特急宗谷で旭川へと戻ります。

 

宗谷岬へ行きます

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 日本最北端駅である稚内駅へやって来ました。ここまで来たからには、さらに日本最北端の宗谷岬を目指します。

 稚内駅から、宗谷バスに乗って宗谷岬へ行ってきました。

 

日本最北端の宗谷岬

 バスに揺られること50分ほど、宗谷岬に到着です!

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 観光スポットとして有名な「日本最北端の地」の碑があります。先がとんがった形が特徴的で記憶に残りやすいです。

 

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  サハリンへ渡った間宮林蔵の銅像も立っております。

 

 宗谷岬のあたりは、観光地化されていて、お土産屋さんもあります。灯台が建っている高台に上ると海を見渡すことができます。

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 高台にはいろいろと像やら碑が建っていて、宗谷岬に何の関係があるのかと言いたくなるようなものまであります。 

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釧路で見かけた方と宗谷岬で再び

 宗谷岬の観光を終え、帰りの稚内行きのバスを待つ行列に並んでいると、偶然ばったり、一日前に釧路駅で見かけた方とまた会いました。

 向こうもこちらのことを覚えてくださっていたようで、しばらく談笑して盛りあがります。この方は、会社を退職して11日をかけて北海道をまわる旅行をしているとのことらしいです。この日は稚内で一泊して次は襟裳岬まで行くというので、なかなか壮大な旅です。

 鉄道で北海道をまわっていると、行動パターンは似てくるとはいえ、釧路と宗谷岬で会うというのだから、ちょっと感動的でした。

 

 稚内をしばらくぶらぶら

 宗谷岬から稚内まで戻ってきました。帰りの列車まで時間があるので、稚内の街をしばらくぶらぶらします。(深い意味はありませんが、雰囲気で写真をモノクロにしてみました。)

 

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 標識は日本語と英語に加えて、ロシア語が併記されています。最北の地らしい雰囲気があります。

   

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 稚内港までやってくると、西洋風の柱がずらっと並ぶ建造物が海沿いに建っています。いったい何かと思えば、これは防波堤の役割を果たしているようです。

    

 稚内から旭川へ戻ります

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 最北の駅の稚内に別れを告げて、旭川へと戻ります。

 さすがに鈍行列車で帰るのはきついので、特急列車に乗車します。稚内17時46分発の特急宗谷に乗車です。

   

 駅弁を買おうかと思っていたら、既に売り切れとなっていました。こういうのは早めに確保する必要があると勉強になります。

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 そこで、駅前の「あいざわ」という食料品店で、帰りの列車の食料を適当に買い出しをすることにしました。日本酒は「国稀」という銘柄で酒造が増毛にあるらしく、昨年の廃線を思い返して懐かしい気分となりました。

   

  旭川までは特急列車でも3時間40分もかかります。さらにこの日は運が悪く、幌延を過ぎたところで鹿と衝突したので、結果として4時間以上を要しましたが、無事に帰還しました。

  

 さて、次回は富良野線を乗った後、代行バス区間を経由して根室本線の未乗部分を乗ります。