東京にお住まいの方であれば、新神戸まで新幹線で行く機会もあると思います。それに関して、ご存知の方も多いかもしれませんが、往復きっぷの小ネタがあります。
JRの乗車券は、片道の営業キロが601km以上あれば、「ゆき」と「かえり」の乗車券料金がそれぞれ1割引きずつ(往復で合計2割引き)となる往復割引がききます。
しかし、東京から新神戸(神戸市内)の場合は、営業キロが601kmに届かないため、往復割引の適用がありません。
ところが、これをあえて東京から西明石までの乗車券とすることで、往復割引を適用させることができます。
そして、乗車券を東京・新神戸間とした場合と、東京・西明石間とした場合の、それぞれの乗車券の料金を比較すると次の通りです。
東京⇔新神戸 9,290円×2 =18,580円
東京⇔西明石 9,610円×1割引(0.9)×2=17,280円
(※往復割引は10円未満は切り捨てとなります。)
というわけで、新神戸で降りる場合は、乗車券は西明石まで買ったほうがお得な計算になるわけです。なお、新幹線特急券については、実際に乗車をする新神戸までの区間にしておきます。
もし機会があればお試ししてみてはいかがでしょうか。
※2019.1.13更新