もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

自分の名前の駅を訪問した彼

 数か月前、高校時代の友人の山本くんが、佐賀県の山本駅に行ったということを聞きました。

 なるほど、自分と同じ苗字の駅に行ってきたというわけです。

 彼自身は、確か関東のどこかに住んでいたはずだと思いますが、遠路はるばる佐賀まで行ったようです。

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 先月のゴールデンウィークに、僕も唐津線に乗る機会がありましたので、山本駅に立ち寄ってみました。

 僕にとっては、自分の苗字でもなんでもない駅ですが、山本くんは結構楽しそうだったので、ちょっと興味がありました。

 

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 山本駅は木造の味のある駅舎です。この駅と同じ苗字の山本くんがちょっとうらやましいくらいです。

 駅にやってきたお兄さんに、佐賀まで行くきっぷについて尋ねられました。駅の前には、車通りが比較的多い道路が走っていて、このあたりは車が生活のメインなのでしょうね。

 

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 唐津行きの列車が到着しました。ちょうど日が沈む頃の時間帯で、西日が差しています。

 列車からぽつりぽつりと人が降りてきました。高校生くらいの学生が多くて、駅の前に迎えに来た車に乗っていきます。

 

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  山本駅は筑肥線との分岐の駅になっています。伊万里行きの列車は黄色いディーゼルカーです。山本駅から出発してもしばらくは筑肥線唐津線の線路が並行して走っていきます。

 

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 他人の苗字の駅とはいえ、ローカルな雰囲気があふれていて居心地が良い駅でした。

 まったく勝手なことに、山本の姓の方には是非いちど訪れてほしいと思ってしまったほどです。 

 

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 自分の氏名が入った駅名であれば自然と愛着が湧くでしょうし、行ってみれば感慨深いものがあると思います。たとえ遠くても、いい思い出になるかもしれません。

 なお、筆者の実の苗字の駅は関西にあるようです(ペンネームに関しては、茨城県に苗字の駅があります)。列車に乗って通過した記憶はあるものの、ちゃんと下車したことはないので、一度お参りに行ってみたいものです。