首都圏の近くにもあるJR東日本の終着駅
そこから先には線路がつながっておらず、乗り換えもできない終着駅。どこか寂しげな印象がありますが、意外と首都圏から近い場所にもいくつかあります。今回は東京、千葉、神奈川のJR東日本の終着駅についてまとめてみました。
奥多摩駅(青梅線)
中央線の立川駅から分かれる青梅線の終着駅は奥多摩駅です。週末にはトレッキングなどに来る方も多いです。駅前からバスで行ける奥多摩湖は有名な観光スポットです。
武蔵五日市駅(五日市線)
こちらは、青梅線の拝島駅から分かれる五日市線の終着駅・武蔵五日市駅です。駅のホームから見えるステンドグラスがきれいです。駅からバスで行ける秋川渓谷は自然豊かなスポットで、秋には紅葉も楽しめます。
扇町駅・大川駅・海芝浦駅(鶴見線)
京浜東北線の鶴見駅から分かれる鶴見線は京浜工業地帯を走っており、都心に近いにもかかわらず、ひと昔前のような独特な感じが漂っています。
鶴見線は3本に枝分かれてしており、終着駅は扇町駅、大川駅、海芝浦駅です。
海芝浦駅はホームが海に面しており、潮風が気持ちいいです。東芝の敷地であるため関係者以外は駅から出ることはできませんが、隣接する海芝公園が一般にも開放されています。
また、鶴見線は知る人ぞ知る猫の生息地でもあります。ぶらっと気ままに駅を探訪してみると、ばったり猫に遭遇する確率が高いと思います。
上総亀山駅(久留里線)
千葉県の内房線・木更津駅から分かれる久留里線の終着駅は、上総亀山駅です。久留里線では今でもなおディーゼル車が使用されています。
無人駅の駅舎が静かにたたずんでおり、終着駅らしいひっそりした雰囲気です。
他社路線編に続く(?)
ここまでJR東日本の終着駅を紹介してまいりました*1。線路の行き止まりまで旅をするのはある種の達成感があり、実際にたどり着いて初めて感じる終着駅ならではの雰囲気もあると思います。追々、他社路線の終着駅についても記事をまとめることができればと思います。
*1:終着駅の定義は様々あると思いますが、今回はある路線の末端の駅であり、かつ、他の路線に接続や乗り換えできない駅と解しています。