ようやく岩手県に突入です
前回、宮城県の小牛田までやって来て、東北本線・一ノ関行きの列車に乗車しました。いよいよこの列車で宮城県に別れを告げて岩手県に入ります。油島駅から先が岩手県になります。
時間はもう夕暮れどきが近づいてきました。宮城と岩手の県境あたりは田園風景が広がって、のどかな景色が続きます。
一ノ関からは本日の目的地・盛岡行きの列車に乗車
列車の終点の一ノ関駅に到着して、ここで乗り換えをします。一ノ関駅では、本日最後に乗車する盛岡行きの列車が待ち受けていました。
引き続き701系の列車に乗車しますが、先ほどまでの列車とは車体のラインの色が変わります。盛岡周辺は紫色のラインになりますが、これを見るとずいぶん遠くへやってきたものだと思います。
一ノ関から盛岡までは2時間弱と結構かかります。岩手県は広いですから、縦断するのはひと苦労です。
すっかりと日も暮れてしまい、車内では人生の隘路がどうとか適当な話を駄弁って過ごします。
盛岡に来たということで冷麺!気になっていたぴょんぴょん舎へ!
20時10分に目的地の盛岡駅に到着しました。東京の上野駅を出て、気が付けば15時間経過していました。この日は、ここで1泊することにします。
そして、お待ちかねの夕食です。盛岡に来たからということで、もちろん冷麺です。ずっと前から店名が気になって頭から離れなかった「ぴょんぴょん舎」で食事です。
せっかく4人も集まって旅行しているのだから、ちょっと奮発して焼肉で盛り上がります。今回の列車旅の食事は、これまでになく豪華です。
はやく焼けないかな~。この焼けるまでの時間って、何とも言えないもどかしさがありますよね。
好評だったのがユッケジャンスープです。食欲をそそられる辛めの味付けで、思わず白飯も追加で発注してしまいます。予想どおり、ごはんによく合います。
そして、シメはいよいよ盛岡冷麺です。しこしこした食感の麺にあっさりしたスープで、焼肉のあとでもつるっと入ってしまいます。
お好みでキムチを入れて辛さを調整できる「別辛」というシステムが良かったです。だんだんと辛みを足していって味の変化も楽しめます。
暑い夏に焼肉と冷麺は、すばらしい組み合わせですね。15時間かけて盛岡に来た甲斐があったというものです。大変おいしかったです。ごちそうさまでした。
次回は八戸へと向かいます。
恐山を目指す旅の1日目は盛岡までやってきました。翌2日目は、まずはIGR銀河鉄道と青い森鉄道に乗車して、青森県の八戸を目指します。
さすがに1日目は若干ハードな日程でしたので、2日目はもう少しゆっくりしたペースで進みます。(続く)