新宿駅は改札やホームが入り組んでいて非常に迷いやすいですが、その中でもとりわけ分かりづらい場所にあるのが5・6番線ホームです。
このホームからは、「成田エクスプレス」、「踊り子」、「日光」「きぬがわ」などの一部の特急列車が発着しているのですが、初めて訪れる際はまるでダンジョンです。
今回は、この新宿駅5・6番線へのアクセスを取り上げたいと思います。
※2020.8.2 東西自由通路対応のため改定
東改札・西改札・中央東改札・中央西改札からの場合
まずは、非常に人が多い東口、西口からの5・6番線へのアクセスです。新宿駅は、東側から西側に向かって、順に1番ホームから16番ホームまでが並んでいます。数字の順番のとおり、5・6番ホームはやや東側に位置しています。
東西自由通路では東改札から
東西自由通路からアクセスの場合は、東改札の利用が便利です。西改札側にいる場合は、自由通路を通って東改札側へ移動できます。
東改札の改札をくぐったら、そのまま真っすぐ直進します。途中で左側にアルプス化粧室が見えますが、ここもそのまま通り過ぎて真っすぐ進みます。しばらく進むと右側に中央東改札が見えてきます。
中央東改札あたりの様子です。床面に赤と青のラインが引かれています。赤のラインが5・6番線へと続いていきますので、これにしたがって行けば特に迷うことなくたどり着きます。
3・4番線と5・6番線の間には「中央化粧室」というトイレがあります。これが比較的分かりやすい目印になります。「中央化粧室」のトイレに向かって右側の方向が、少し細い通路へとつながっており、これが5・6番線ホームへの入り口となっています。
通路の入り口にはデジタルサイネージが立っています。ここ最近わかりやすさのために置かれたようです。ここから先は一直線に通路を進んでいくだけです。
中央東改札・中央西改札からは赤ラインにしたがって進むだけ
中央東改札から入った場合や、中央西改札から入った場合は、改札の前からラインによる案内があるから迷いにくいです。赤のラインしたがって進むだけで、上記の5・6番線通路の入り口にたどり着きます。
長い通路を一直線に進む
通路の入り口にたどり着いたら、あとは一直線に進むだけなので、特に迷うようなことはないです。しかし、この通路がとても長いです。あれだけ混雑していたのに、急に人も少なくなって少し不安になるかもしれませんが、こっちで合っています。
そこそこ歩いたところで、ホームまでこの先50mの表示があります。まだそんなに距離があるのかという気持ちにさせられてしまいます。
ホームへと上がるエスカレーターが見えたら、ようやくゴールです。エスカレーターを上ると、5・6番ホームの一番北の端に出ます。
5・6番線ホームに到着です。ここまで来ると、もう別の駅という感じですね。実際に新宿駅の隣の代々木駅がすぐそこに見えています。
南改札・東南改札からの場合(7・8番線ホーム経由)
南改札と東南改札から入った場合は、基本的に2階のコンコースから1階の各路線のホームへと下りていくという形になります。
ところが、5・6番線は南改札・東南改札コンコースとは直接にはつながっていません。
7・8番線(中央線快速上り)ホームを経由する
それではどうやって5・6番線ホームへ行くかといえば、いったん7・8番線ホームに下りてから行きます。
もちろん、中央線快速からの乗り換えの場合も、この方法が手間がかからなくて済みます。
中央線快速の列車が発着する7・8番線ホームへと行き、ホーム上を1号車の停車位置の方向へ進みます。
1号車の停車位置あたりに、5・6番線ホーム方面への案内の看板とともに下りエスカレーターがありますので、これを下ります。
エスカレーターを下りると、先ほど東改札・西改札・中央東改札・中央西改札からのアクセスで紹介した長い通路の終わりのところへ下り立ちます。
ここからは、すぐ目の前にある5・6番線ホームへ向かう上りエスカレーターへ乗れば到着です。
新南改札・甲州街道改札・ミライナタワー改札からの場合
新宿駅には東口や西口とは別に、甲州街道を挟んだ反対側に、新南改札や甲州街道改札、ミライナタワー改札といった改札口があります。バスタ新宿や高島屋がすぐ近くにあります。
こちらから来る場合は道のりは単純
新南改札、甲州街道改札、ミライナタワー改札から入った場合は、5・6番線は特に迷う要素はないです。
改札をくぐって近いところに、5・6番線ホームに直接に行ける階段やエスカレーターがあります。
階段やエスカレーターを下りれば、すぐそこが5・6番線ホームです。あっさりと到着です。
しかも、5・6番線ホーム行きの専用エレベーターまで設置されています。西改札・東改札・南改札などから来る場合と比べれば、非常に便利です。
5・6番線を攻略して良い旅を
新宿駅の5・6番線からは、成田エクスプレスが発着しており、このホームで折り返し運転をする場合もあります。
また、東武線へ直通して日光や鬼怒川温泉へと向かう、特急日光や特急きぬがわ・特急スペーシアきぬがわも、このホームを発着しています。
そして、伊豆急下田へと向かう特急踊り子やサフィール踊り子も、このホームを発着しています。
5・6番線は各方面へのいろいろな列車が見られる旅情が漂うホームでもあります。良い旅をお楽しみください。