もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

会津高原尾瀬口でマウントエクスプレスへ乗り継ぐ ‐野岩鉄道・会津鉄道の秋旅(3)

野岩鉄道会津鉄道の境界の会津高原尾瀬口

 前回は中三依温泉駅に立ち寄り、同駅から引き続いて野岩鉄道に乗車しました。今回はまず、野岩鉄道の終端の駅である会津高原尾瀬口を目指します。無人駅から乗車したため、車内で車掌さんから乗車券を購入します。

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 列車は山へ分け入って進み、秘境感が増してきます。車窓に目を向けると、すすきの野原に紅葉の山と秋の景色が広がります。

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 男鹿高原駅は、秘境駅に名を連ねる駅として知られています。駅の周りには、これといって何もないという噂です。とはいうものの、特急リバティも一部が停車します。特急で秘境駅へ行けるという微妙な感じです。

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 そうこうしているうちに、会津高原尾瀬口に到着しました。ここでいったん途中下車して、引き続いて会津鉄道の列車へと乗り換えることとします。

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会津高原尾瀬口は境界の駅  

 会津高原尾瀬口は、野岩鉄道会津鉄道の境界の駅です。と言っても、多くの列車は両鉄道間で直通運転をしています。

 先ほどの会津田島行きの列車を終点まで行ってもよかったのですが、終点で乗り換えようがここで乗り換えようが、結局同じ列車に乗るスケジュールになりそうなので、どうせなら境界の駅で乗り換えたいという、どうでもいい様式美が優先してしまいました。

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 駅舎はそれほど大きくはないものの有人駅です。おそらく会津鉄道が管理をしていると思われ、駅舎内は会津鉄道のものが目立ちます。

 改札入口に向かって右側は、鉄道むすめとコラボ。 

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 改札入口に向かって左側は、「ノラとと」とコラボ。

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 改札前の右の門番と左の門番が、そろってお出迎えといったところでしょうか。

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駅に併設された憩いの家で昼食

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 会津高原尾瀬口には、駅に併設して「憩いの家」という建物があり、食事をしたりお土産を買ったりできます。

 食事のメニュー、そば・うどんや、ラーメン、カレー、とんかつ等々、豊富にそろっています。メニューに迷ったら「三種合体麺」というのもあります。

 

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 今回は辛ねぎ味噌ラーメンにしました。次の列車までに時間を気にしているときは、提供までの時間が少なくて済む麺が基本になりますね。たいていの場合は乗り継ぎの予定があるので、気がつくと麺ばっかり食べているような気がします。そんな中、辛ねぎ味噌などというハイカラなメニューがあるのはうれしい限りです。

 

会津鉄道へと乗り継ぎ。AIZUマウントエクスプレスに乗車

 さて、引き続いて会津鉄道の列車に乗車します。やって来たのは会津鉄道の「AIZUマウントエクスプレス」です。東武日光鬼怒川温泉から会津若松までを直通で走る列車で、乗車券のみで乗ることができる快速列車です。

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 乗車券しかいらない列車にしては、車内はかなり豪華であると言えます。座席は全てリクライニングシートで、座面や背もたれは分厚めのシートは座り心地も良好です。

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 テーブルに至っては、前の座席の背もたれについている通常の物に加えて、窓の下方に小型の飲み物用の物まで付いており至れり尽くせりです。ちょっとした特急くらいの乗り心地の良さはあるようにも感じます。

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快適な座席で南会津を駆け抜ける

 乗車券だけで乗っているとは思えないような快適さで、会津若松方面へと進んでいきます。

 会津田島駅南会津町の中心街であるとともに、鉄道においても重要な駅です。東武線側から続いていた電化区間はこの駅で終了します。特急リバティをはじめとして多くの列車の行き先が会津田島となっているのは、この先が電化されていないことが大きな理由となっているのでしょう。

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 南会津町を抜けると、隣の下郷町へと入ります。車窓には山々が映ってきました。もう少し進んだところで次の途中下車をしたいと思います。

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塔のへつりで途中下車

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 そして、塔のへつり駅で途中下車をします。ここは、奇岩が連なる景観が有名な観光スポットになっており、紅葉の季節にぴったりらしいです。

 次回は、塔のへつりからお送りしたいと思います。(続く)