今回は、例年のようにやっております年末の帰省を兼ねた18きっぷの旅を振り返ってみたいと思います。
このたびの18きっぷの旅では、東京を出発して、香川県の金刀比羅宮を目指したいと思います。
今回は18きっぷの利用の際に苦労する静岡のロングシートの列車を回避して、クロスシートの列車を利用して移動したいと思います。
ロングシートで長距離移動はちょっとつらい...
今回は18きっぷで乗れるクロスシートの列車で静岡を越えるらしいよ。
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東京から沼津へ
東京駅から東海道線に乗車をします。15時27分発の東海道線(上野東京ライン)の沼津行きに乗車します。熱海よりもさらに先の沼津まで行く長距離列車です。
普通列車グリーン車が連結されているので、これを利用します。沼津まで行っても休日のグリーン券は780円で料金が変わらないのが良いところです。一度席を確保してしまえば、沼津までクロスシートに座っていくことができるのが大きいです。
定刻どおり、東海道線の列車の到着です。帰省シーズンであるからか、グリーン車もなかなかの混雑具合でしたが、なんとか席は取れました。1階席にもかかわらず、かなり埋まっており空席はほとんどない状態です。
平塚に到着するあたりで、日が沈んできました。1階席でも十分に景色は見ることができます。1階席独特の線路が近くに見える視点も悪くはないです。
沼津に着いたら急いで券売機へ
沼津駅へと到着です。グリーン車のおかげで快適に移動できました。しかし、悠長にしている暇はありません。
次に乗り継ぐ予定の「ホームライナー浜松3号」の乗車整理券を買わなければなりません。この列車はクロスシートですが全車指定席となっており、18きっぷシーズンともなれば同じようにこれを買い求める方はたくさんいます。
急いで階段を駆け下りると、前方数メートル先に猛ダッシュをして浜松行き列車が発車するホームへ向かう集団がいます。
たしかに浜松行きの列車への接続の時間は短い。だから急いでいるのか...いや違う。ホーム上にあるホームライナーの券売機に向かっているに違いない!
しまった!出遅れたか!
ホーム上の券売機では並ぶことになるだろうと踏んで、改札の外にある券売機へと直行します。こちらは比較的空いていたので無事に乗車整理券を購入することができました。
と思ったのも束の間、次から次へと券売機に人々がやってきます。どうやらこの日は売り切れが出てしまったようです。
何はともあれ、確保できてよかったね!
ホームライナー浜松3号に乗車
沼津駅始発のホームライナー浜松3号に乗車します。朝夕のラッシュ時に着席が保証されてゆったりと通勤・帰宅できるというのがもともとの趣旨だと思いますが、18きっぷ利用者にとっても非常にありがたい存在です。
ホームライナーは特急列車にも使用されているのと同じ形式の車両を使用しており、座席はリクライニングシートです。クッションもふかふかで座り心地は抜群です。320円の課金の価値は十分にあります。
これまで18きっぷを使ってきたときに、熱海からロングシートに揺られていたのは何だったのだろうかという気持ちになってしまいます。一度この手段を知ってしますともう後戻りできないような快適さがあります。
なお、乗車整理券は前座席のヘッドカバーについているポケットに入れておきます。こうすることで車内での改札が省略されるようです。
浜松からも豊橋まで引き続いて乗車できる
ホームライナー浜松3号のすばらしいところは、終点の浜松駅に到着すると、そのまま普通列車の豊橋行きになります。
すなわち、同じ列車にずっと座ったまま豊橋まで行くことができるのです。これは楽ちんです。
沼津から豊橋まで座ったままでいいんだね。快適!
悠々と静岡県を横断して豊橋駅に到着しました。自販機で飲み物を買って少し休憩して、豊橋始発の新快速・大垣行きへと乗り換えます。もちろん新快速電車はクロスシートです。
これにて東京から大垣まで全てクロスシートに着席して移動することができました。まだ米原行きの列車もあったので、その気になればもっと遠くまで行くこともできそうですが、夜も遅くなっていますので、この日は大垣で一泊します。
次回は、引き続き大垣駅から出発して、東海道本線と山陽本線をひたすら下り方面へと進む予定です。