今回は、豪雪地帯を走っている北越急行ほくほく線とJR飯山線に乗車します。
冬だからこそ季節感のある雪景色を見に行きたいと思い、今回乗車する路線を選びました。
冬といえば・・・
そうだ雪を見に行こう!
数年前まで特急はくたかが走った「ほくほく線」
北越急行ほくほく線は、六日町と犀潟を結んでいる第三セクターの路線です。もっとも、JRに乗り入れて越後湯沢から直江津までの区間を運転するダイヤが多く組まれています(一部えちごトキめき鉄道に乗り入れるダイヤもあります)。
ほくほく線の名称は、国鉄時代の計画線が「北越北線」であったことに由来しています。この路線は、1997年に開業した比較的新しい路線であり、かつては特急「はくたか」が走り、首都圏から北陸地方を結ぶ短絡線としての役割が大きい路線でした。
2015年3月に北陸新幹線が金沢まで延伸することにともない、特急「はくたか」が廃止されることになりましたが、その後も乗車券だけで乗れる列車としては最も速い「超快速スノーラビット」を走らせており、ローカル線とは思えないスピードは健在のようです。
六日町からほくほく線に乗車
今回は六日町駅から出発して、ほくほく線の普通列車に乗車したいと思います。
六日町駅はJRの駅舎と共用となっており、4番線・5番線がほくほく線のホームとなっています。
車両はHK100形という型式です。白がベースに青色と赤色の2色使いが映えます。そういえば北越急行のロゴも、青色の輪っかと赤色の三ツ星ですね。
車両の側面にはウサギさんもいます。北越急行のキャラクターの「ほっくん」です。
ほっくんも本気で走ったら超快速?
めちゃめちゃ速いんじゃないかな?
トンネルが長い!
六日町駅を出発して、列車は左へとカーブして上越線から離れ、次の魚沼丘陵駅へと到着します。
車窓の景色は、一面真っ白です。冬の鉄道旅はこうでなければと、雪の車窓にテンションも上がります。
雪景色に喜んでいるのも束の間、魚沼丘陵駅を出ると、すぐにトンネルへと入ります。ほくほく線はかつて特急列車が最高160km/hで駆け抜けていた高規格の路線であり、全線の7割程度をトンネルが占めています。
景色見れないじゃん・・・
長い長い赤倉トンネルへと入り、トンネル内の美佐島駅に停車し、トンネルを出てすぐのところでしんざ駅に停車します。
十日町の街が見えてきました。しんざ駅から十日町駅までは、ほんの少しの距離です。
ほくほく線の十日町駅は高架式になっています。飯山線との乗り換え駅ですが、飯山線のほうはホームが地上にあります。
十日町駅に停車中に窓の外をのぞいてみると、スプリンクラーによる散水がされています。雪が積もらないようにする対策ですね。
十日町駅を出発です。この日もけっこう雪が降っていましたが、全くもろともしない様子で走っていきます。
さすがの高規格っぷり!
十日町駅を出るとまたトンネル
十日町駅を出ると、次のまつだい駅までは、ほとんどトンネルです。まず比較的短いトンネルを抜けて、信濃川を渡ります。
河川敷だと思いますが、何だかわけがわからないくらい白くなっています。橋梁を渡り終えると、長い長い薬師峠トンネルに入ります。
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まつだい駅へと到着
いくつかトンネルを抜けて、まつだい駅へと到着しました。この駅でいったん途中下車します。
2番ホームからは農舞台が見えます。隣にはアートな作品がありますが、かわいそうなことに雪に埋もれてしまっています。
実はとっても有名な作品みたいだよ
さて、今回はここまでです。さすがの豪雪地帯、雪の積もりかたは並ではないです。次回は、まつだい駅から松之山温泉へ行きたいと思います。