飯田線秘境めぐり&姨捨駅夜景の鉄道旅

 今回の鉄道旅では、飯田線の秘境駅めぐりと姨捨駅での夜景観賞の両方を1日でやってみました。

 朝から夜まで動きまわるという、まあまあ体力勝負の行程ではありますが、結構楽しかったです。

 

おいしいとこ取りみたいな企画だね~!

鈍行列車での移動だから実際のところは大変だよ。

 

スケジュール

 今回のスケジュールは以下のとおりです。さすがに飯田線の秘境駅を全部めぐっていたら姨捨駅までたどり着かなくなりそうなので、時刻表を見つつ気になる駅をいくつかピックアップすることにしました。

 豊橋駅   6:00発

 中井侍駅  8:19着/8:28発

 小和田駅  8:34着/10:10発

 大嵐駅  10:15着/11:12発

 田本駅  11:48着/13:10発

 為栗駅  13:18着/13:45発

 岡谷駅  17:31着/17:55発

 姨捨駅  19:04着

 

 それでは、以上のスケジュールで出発したいと思います。果たしてうまくいくでしょうか。

 

飯田線秘境めぐり

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 豊橋駅から6時00分発の天竜峡行きに乗車して出発です。秘境駅に到着するには2時間以上かかります。早朝なので乗ってくる人もそれほどには多くはなく余裕で着席できました。

飯田線はクロスシートなのがいいね!

もしロングシートだったらある種の修行ですよね。

 

中井侍駅

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 最初の秘境駅は中井侍駅です。駅名に「さむらい」が入っているという何とも珍しい駅です。

さむらい!拙者!

秘境駅でござる!

 

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 駅のホームは切り立った斜面が迫ってきていて非常に狭いです。駅のすぐ近くに2軒の民家があるだけです。このあたりはお茶の産地でもあるらしいのです。

 

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 線路の向こうは天竜川の流れが見え、ときおり聞こえてくる鳥のさえずりに、何だかすがすがしい気分になります。

 

小和田駅

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 続いては、飯田線の秘境駅の中でも特に有名な小和田駅です。この駅は、皇后陛下の旧姓と漢字が同じ(読みは違いますが)ということで、一時期人気が出ました。

恋愛成就に御利益があるんだとか!

 

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 駅には古い木造の駅舎があります。秘境駅にふさわしい年季が入った渋い建物です。ホーム側の入り口の上には、「慶祝 花嫁号」のヘッドマークがあります。水窪町の募集で、この駅で実際に1組のカップルの結婚式が挙行されたとのことです。

 

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 駅の周りには人の気配が全く感じられません。駅から少し歩くと、廃墟と化した製茶工場があります。

おばけ出たら怖いの... 

 

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 すっかり小和田駅の名所(?)として知られるようになったミゼットも転がっています。おそらく、私がミゼットの現物を見たのはこれが初めてだと思います。

 

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 今回は朝早くに来たからか、ほかに誰もいませんでした。朝の新鮮な空気とともに、この駅の雰囲気をひとり占めするというのは贅沢ですね。

 この後の列車では(ちょうどゴールデンウィークということもあり)5~6人くらい降りてきましたので、より秘境駅感を味わうならば朝早いほうがいいだろうと思います。

 

大嵐駅

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 次は大嵐(おおぞれ)駅で下車しました。先ほどまでの秘境駅と比べればそれほどの秘境感はないですが、かつて青春18きっぷのポスターにもなった駅です。

大嵐で「おおぞれ」って読めないよ。「おおあらし」かと思った。

 

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 この駅はトンネルに挟まれていて、駅のホームからも、ぽっかりと口を開けたトンネルを見ることができます。

ほえー吸い込まれそうー

 

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 駅舎は秘境というには似つかない立派なものです。西洋風の出で立ちは、結婚式場か何かを思わせます。待合室はきれいで快適です。

 

田本駅

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 続きまして田本駅です。この駅も崖が迫りくるようなところに位置していて、非常に狭いです。駅のまわりに民家は見当たらず、線路の向こうは天竜川です。

 

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 駅のホームから続く階段をのぼると、駅の全景が見えてきます。谷に無理やりホームを造ったような形です。

こんなところに、よく駅を作れたよね。

 

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 駅を出るとうっそうとした林道のようなところにつながっていて、さながら駅直結のハイキングが始まります。さすが秘境駅はダテじゃありません。

 

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 自然豊かというか、自然そのものの林道をしばらく道なりに進むと、竜田橋という大きな吊り橋のところへやってきます。秘境駅は天竜川にかかる橋につながっていました。

 

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 吊り橋の上から見る天竜川は絶景ですね。駅から15分程度歩いたと思いますが、こんな景色が広がっているとは驚きです。

たまにはハイキングもいいよねー

いや、今回は駅訪問が目的だからね。

 

為栗駅

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 次は為栗(してぐり)駅です。駅のホームから天竜川を眺めることができる、開放的な駅です。

 

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 駅のすぐ近くには、ひときわ目立つ吊り橋がかかっています。

また吊り橋!あれも渡ってみよっか!

 

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 立派な吊り橋で、それほどの揺れは感じません。駅訪問のはずが、ちょっとしたアドベンチャーの世界に紛れ込んだかのようです。

 

 今回の秘境駅めぐりは以上ですが、とても1日では知り尽くせない奥深い世界が広がっている感じがしたのでした。ほかの秘境駅にも行ってみたいものです。

秘境駅は一日にしてならずだね。

 

飯田線でひたすら移動

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 秘境駅めぐりを終えて、続いて姨捨駅へと向かいます。乗り換えをする岡谷駅まで、飯田線に乗車すること4時間超かかります。

 夜景を狙うというよりは、移動しているうちに夜になってしまうというほうが正しいかもしれませんね。

もう列車の中で寝ちゃうもんねー

 

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 長時間かけて飯田線の乗車を終えると、岡谷駅からは長野行きの列車へと乗車します。松本駅を過ぎて、さらに40分ほど乗車して姨捨駅へたどり着きます。

 

姨捨駅の夜景へ

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  姨捨駅に到着しました。夜にやってきたのは今回が初めてですが、昼間とはまた違った雰囲気がありますね。

 

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 待合室も駅のホームも明かりが灯っているので、まったく暗いと感じるようなことはなかったです。

夜でもたくさん人が来てるんだね。

 

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 駅のホームからの夜景はこのとおり、素晴らしい眺めです。

すごーい!絶景だね!

来てよかったんだよ!

 

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 これは飯田線を延々と乗ってきた来た甲斐があったというものです。ここで美しい夜景を見ながら、おいしいお酒でも飲みたい気分になってきます。

 

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 駅のホームには、見晴らし台のようになっているところがありますから、ここから眺めるのもいいですね。

 姨捨駅は日本三大車窓の一つとも言われるだけあって、さすがの景色でした。昼間の景色もとても良いのですが、夜景もまた素晴らしいです。昼と夜と2回楽しめます。

 

昼に訪れたときのことは、下記記事もご参照ください。

www.mocomoco-tetsutabi.com

 

 以上、飯田線秘境めぐりと姨捨駅夜景の鉄道旅でございました!