今回は、羽後本荘駅から矢島駅をつなぐ由利高原鉄道で走っている、おもちゃ列車『なかよしこよし』に乗車しました。
車内には子どもが楽しめることはおもちゃがあることはもちろん、木のぬくもりが感じられる内装は大人も楽しめると思います。
由利高原鉄道で楽しい列車が走ってるんだって!
おもちゃもあるし、インテリアもこだわっているらしいよ
これがおもちゃ列車!
おもちゃ列車は2018年6月に登場した比較的新しい列車です。従来から走っている車両をリニューアルしたものです。オレンジ色のボディが鮮やかです。
側面はロゴや車名が大きく描かれています。子どもも読めるように平仮名の表記もありますね。
鮎川駅の近くには、木のおもちゃ美術館もあるんだって!
車内のインテリアは木の雰囲気
列車に乗車すると、ハート形の曲げ木が特徴のパーテーションをくぐります。その向こうには赤色のソファが置かれています。
乗車していきなり、内装のこだわりが見て取れます。これには自然と期待感が高まります。
4人掛けのボックス席は、4つ設置されています。緑色のモケットに、黄色のヘッドレストの取り合わせがお洒落です。
ボックス席には木製のテーブルもあったよ!
座り心地も良くて快適なんだよ
窓側を向いた展望席は6席あります。こちらは木製の椅子とテーブルとなっています。車窓から鳥海山の展望を眺めるには、こちらの席がぴったりです。
サービスカウンターも設置されていて、こちらも木のデザインとなっていて統一感があります。
おもちゃで遊べる!
おもちゃ列車は、その名の通り車内はおもちゃで遊べるのです。どれも木で作られていて、ぬくもりが感じられます。
展望席の後ろ側は、ボールプールになっています。もちろんボールも全て木で作られています。
あのプールにダイブしたい・・・
実際に乗車したときも、ここで子どもが遊んでいて、子ども受けの良さがうかがわれました。木のボールの感触に夢中になってしまう気持ちは想像できます。それが列車の中で体験できるわけです。
ボックス席の後ろ側には、コマや積み木で遊べるスペースになっています。椅子のサイズも子ども向けになっています。
トイレの後ろ側にはベビーベッドも設置されています。小さな子供連れでも安心です。車内の至るところで、子ども目線が感じられました。
通常運賃で乗れる!アテンダント乗務も!
ここまでご紹介してきました「おもちゃ列車」ですが、通常の運賃で乗車できます。運賃以外の料金は不要です。ぜひ乗車してみてください。
運賃は羽後本荘~矢島で600円だよ
運行スケジュール
運行スケジュールは、基本的には以下のとおり1日2往復が設定されています。変更になる可能性もありますので、あらかじめ由利高原鉄道のホームページを確認されることをお勧めします。
・矢島9:40発 → 羽後本荘10:21着
・羽後本荘10:43発 → 矢島11:22着
・矢島12:00発 → 羽後本荘12:41着
・羽後本荘13:00発 → 矢島13:39着
「おばこ」アテンダントが乗務する列車も
由利高原鉄道では、着物姿の「おばこ」アテンダントが乗務する「まごころ列車」が走っています。
基本的には上記運行スケジュールのうち、矢島9:40分発と羽後本荘10:43分発の列車が「おばこ」アテンダント乗務の列車に設定されているようです。(「まごころ列車」として「おもちゃ列車」車両が運転されています。)
「おばこ」アテンダントが乗務する列車では、沿線についての詳細な案内や車内販売があります。こちらへの乗車も狙ってみてはいかがでしょうか。
おもちゃ列車&まごころ列車があるんだね!
通常運賃だけとは思えないサービスなの!