今回は、羽越本線の女鹿駅で途中下車します。この駅は普通列車でさえも通過するものがあり、上り列車が午前に2本、下り列車が午後に4本しか停車しない秘境の駅です。
今回はどんな駅なのかなぁ?
本数が少ないから途中下車するのが大変だよ
下り列車で女鹿駅へ
酒田駅から秋田行きの列車で女鹿駅へと向かいます。この下り方面の列車だと1日4本あるので、上り列車に比べるとまだ途中下車はしやすいです。
女鹿駅へと到着です。ホームの幅はなかなか狭いです。
やっぱり誰も降りなかったね
秋田方のホームは板張りになっています。大丈夫だとわかっているのに足取りが慎重になってしまいます。
線路は2本通っていますが、ホームは1面しかありません。
ほんとにホームがあるだけだね
待合室へと入ってみます
駅の建物はポツンと小屋みたいなのがひとつだけです。昔は信号所時代のもっと古いのが建っていたらしいのですが、わりと最近に新しくものが建てられたようです。
あっつ!ここはサウナか!これが最初の感想でした。
直射日光にガンガン照らされて密室状態の待合室は、数分も中に入っていられないくらい高温でした。外の方がまだ涼しいです。
ほえええ・・・暑すぎる
クーラーなんてあるわけないよね
室内はほんの数人しか入れないくらいの広さです。この待合室が混雑することは、まずないでしょうけれども。
ホームと反対側に出てみました。駅前は道がつながっているだけで何もないです。さすがの秘境駅です。
駅ノートに描いてきました
女鹿駅にもありました駅ノート。帰りの列車まで時間もありますし、この前の末続駅に続いてイラストを残していきたいと思います。この前の1回ぽっきりで終わらせるわけにもいかないですし。
オーソドックスに駅前の風景ということで(何もないですが)。描いている最中、暑さや虫に悩まされました。
これで、つぅちゃんも駅ノートレビューだね!
うゅ・・・はずい・・・
そんなに来る人もいないから大丈夫だって
女鹿駅は夕陽がきれいでした
女鹿駅のあたりをちょっと散策です。駅前の道を歩いていくと、国道7号線へと合流します。来た道を振り返ってみると林に続く道にしか見えないです。
この道が駅への入り口なんだって
なんだか看板も小さいし駅があると思えないよね
国道7号線を北へと進み、最初の交差点を左に曲がると、海沿いに出るようなので、そっちへ行ってみます。
道なりにしばらく歩くと海岸へと出てきました。
海に来たねー!遠くに風車も見えるよ!
時刻はちょうど日の入り間近です。秘境駅訪問で夕陽を見るなんて、ちょっと感動です。
すごい、きれい・・・
地平線の向こうに太陽が沈むのを眺めます。朝の始発に乗ってからというもの、ここまで遠かったなあ。でも来てよかった。
終電で帰ります
もうすっかり暗くなってしまいました。夕陽をぼんやり見るのはいいのですが、次の列車が終電なので逃したら大変なことに。
ここで野宿とか勘弁だからね
秋田行きの終電に乗車です。いや本当に無事に乗れてよかったよかった。
なかなか途中下車することが難しい駅ではありますが、今回は降りた甲斐がありました。