由利高原鉄道に乗る!盲腸線の終着駅には

 今回は羽後本荘から矢島駅を結ぶ由利高原鉄道に乗車いたします。「おばこ」アテンダントが乗車する「まごころ列車」など、いろいろな取り組みがおもしろい第三セクターの鉄道です。

 

短い路線だけどおもしろかったね!

終点の矢島駅が特にね。

 

羽後本荘から由利高原鉄道へ

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 由利高原鉄道は、羽後本荘駅から矢島駅を結んでいる路線です。羽後本荘駅はJR羽越本線が通っていますが、終点の矢島駅は他の路線に接続していないので、いわゆる盲腸線です。

 

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 羽後本荘駅は工事中でした。いかにも仮設ですといった駅舎になっております。

新駅舎は2021年春に開業予定だって 

 

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 矢島駅までの乗車券を購入です。今となってはめずらしい硬券のきっぷです。なお、矢島駅の下車時には「どうぞお持ちください」と回収されませんでした。お心遣い感謝です。

 

まごころ列車

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 今回乗車したのは、こちらの列車・・・に連結されていた「おもちゃ列車」のほうです。この車両は臨時で団体が乗って来るとのことでした。また、「おばこ」アテンダントさんが乗務する「まごころ列車」でした。

おもちゃ列車はホームから撮れなかったんだよ

 

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 こちらが今回乗車する「おもちゃ列車」の車内です。木を基調とした温もりのある車内で、北欧風の家具を思わせるような内装がお洒落です。 

 

 詳しい車内の様子は、以下の記事をご参照ください。

www.mocomoco-tetsutabi.com

 

乗車中も見どころいろいろ

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 駅舎の郵便局も併設されている子吉駅を過ぎると、山間部の割山峠と入って高度を上げていきます。

 「おばこ」さんのアナウンスで、このあたりはカモシカが出たりするんですよ、と軽快な沿線案内もあります。

アテンダントさんの解説が丁寧でわかりやすいんだよ 

 

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 そして鮎川駅の手前では木のおもちゃ美術館も見えてきます。かつての小学校の建物を利用しているのだとか。建物の中の方が列車に向けて手を振ってくれるという場面もありました。

鮎川駅には子ども専用の待合室があるんだって

 

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 次の黒沢駅は、駅舎の前の松が立派な駅です。アテンダントさんのアナウンスによれば、地元の方が駅をきれいにされており、鉄道写真の撮影にも人気の駅とのことでした。

 

前郷駅でタブレット交換 

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 そして、前郷駅では列車交換を行います。由利高原鉄道では、この駅で珍しい光景を見ることができるのです。

 

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 それがタブレット交換です。大雑把にいえば、前郷駅から先の矢島駅方面は、大きめの輪っかが付いた袋に収納されたタブレットを持っている列車でないと進入できないことになっています。前郷駅では、このタブレットの受け渡しが日常的に行われているのです。

厳密にいうとタブレットとスタフの受け渡しをやっているんだって 

 

なんだかディープな終着駅

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 終着の矢島駅に到着です。40分程度の鉄旅は、おばこアテンダントさんの楽しい案内もあり、あっという間です。木造の駅舎は、ローカル線の終着駅という雰囲気です。

 

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 と思いきや、一風変わったようなところもあります。駅の出入り口にはマンガコーナーと、マネキンですね。とにかく端正な顔立ちをしていらっしゃいます。

マネキンさんが美人さんだね 

 

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 足元に目をやれば、ツバメの子育て見守り中。訪問したのは7月下旬、うちの実家の岡山だとこの頃は終わっていたような記憶がありますが、東北だと少し遅くなるのでしょうか。

 

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 地元の特産品の酒類が陳列されているガラスケースです。やっぱり地方の駅といえば、こういう感じですね。

 

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 よくみると、その端にゆりてつの色紙。原作者の先生の直筆!何年か前には、ゆりてつのラッピング列車も走っていましたからね。

「ゆりてつ」だって!

由利高原鉄道だけに

 

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 隣のほうに目をやれば、こっちは黄桜すいプロジェクトですね。何やらいろいろと同居している感じがおもしろいです。

こっちもかわいいー!

 

まつこの部屋!!

 そんなこんなで矢島駅をうろうろしていると、白髪のおばあさんに「ちょっと旅のお兄さん」と声をかけられます。矢島駅の売店・観光案内所のまつ子さんです。

 あなたどこから来たの?東京!職場に買っていきなさいよと、華麗なトークに引き込まれて、お土産を購入です。

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 短い滞在時間でしたが、このあと折り返しの列車に乗りこんで車窓をみると、おばこアテンダントさんに混ざって、旗を片手にしたまつ子さんのお見送りがありました。手元には旗を「東京からありがとう、またー」とのメッセージ。もう感謝感激ですね。

 

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 それで帰るときには、私にしては珍しくいろいろ購入しておりました。

ゆりてつクリアファイルも買ったんかい

いわゆる戦利品というやつですかね

 こんなおもしろいならばもっとゆっくり見てまわる時間を取っておけば良かったと少し後悔です。次に来たときは、じっくり1日かけて乗ってみたくなったのでした。