本記事では、東京からちょっとお出かけして日帰りで行けるスポットとして、「勝沼ぶどう郷」について紹介いたします。
ぶどうはもちろんのこと、ワインやほうとう、温泉など1日楽しめる場所です。今回は、あくまで一例ですが、実際に行ってきたときの様子に沿ってお店や施設を紹介したいと思います。
鉄道でのアクセスは勝沼ぶどう郷駅へ
勝沼ぶどう郷駅はJR中央本線の駅で、東京(新宿)からも1時間半程度でアクセスできるので日帰りでお出かけできます。駅名にも「ぶどう」と付いてしまうくらい、ぶどうが有名な地域です。
勝沼ぶどう郷駅は見晴らしの良いところではありますが、勝沼町の中心の市街地から離れたところに位置しています。市街地までは徒歩だとそれなりに距離がありますが、バスも出ているのでこちらで移動するのが便利です。以下の甲州市民バスのページの「勝沼地域バス」をご参照ください。
シャトー勝沼
勝沼ぶどう郷駅から比較的近くに位置するワイナリーのシャトー勝沼です。
駅から歩いても15分ほどです。「ワイン城」との看板が出ているだけあって、洋風の風格ある建物です。
ワイナリーの見学や、店内ではいろいろな種類のワインが売っていて、試飲することができます。
また、ワイン以外の地元の特産も多く取りそろえられていますので、お土産を買って行くのにもぴったりです。
阪本園
勝沼にはぶどう狩りができる農園があちこちにあって目移りしそうになります。
今回は、お店の前にぶどうがずらっと並べられているのに吸い込まれて阪本園さんにやってきました。天を覆いつくすように実っているぶどうは圧巻です。
シャインマスカットなど、どのぶどうも大変おいしかったです。ぶどう狩りをしなくても、店頭で試食しながらぶどうを購入したり、その場で発送したりできます。お店の方も親切な対応で、楽しいお話を交えながら和気あいあいとした雰囲気です。
頑固おやじの手打ちほうとう
続いては、山梨名物の料理の「ほうとう」です。頑固おやじの手打ほうとう、という一風変わった名前のお店に入店です。
メニューのほうとうは1種類のみ、シンプルで潔さが伝わってくるスタイルです。必要な人数分を券売機で購入して入店です。
ほうとうは人数分が大鍋に入って出てくるので、鍋を突っつきあって食べます。太めの麺に、カボチャ、シメジ、しいたけ、じゃがいもなど具だくさん。卓上のスパイス(12味)を入れると、また違った味が楽しめます。
シャトー・メルシャン ワインギャラリー
勝沼の中でも、とりわけお洒落な感じがすごいのが、シャトーメルシャン ワインギャラリーです。かの有名なシャトーメルシャンの直営店です。
ワインの購入はもちろん、試飲も有料できます。このように何種類かをセットでテイスティングして、飲み比べをすることができるのです。チーズなどの軽食もあってワインとよく合います。
蒼龍ワイナリー
勝沼に来たからには、ワイナリーを色々とはしごしたくなります。蒼龍ワイナリーは、ワインに詳しいわけでもない私でも気軽に楽しめる雰囲気のお店でした。
試飲は自分で好きに冷蔵庫から取り出して、いろいろ飲めるのです。出し惜しみしている感じが全くありません。もう試飲だけで酔っ払ってしまいそうです。
売っているワインはリーズナブルな価格なものが多かったです。しかもこんなに美味しいのかと驚きです。
ぶどうの丘温泉 天空の湯
あちらこちらとまわった後は、温泉にゆっくり浸かるというのはいかがでしょうか。「ぶどうの丘温泉 天空の湯」は日帰り温泉施設で大人610円で入湯できます。
その名のとおり、この温泉のみどころは、露天風呂から甲府盆地を見晴らすことができる眺望の良さです。
そして、夜になれば甲府盆地を見下ろす夜景を楽しむこともできるのです。温泉と夜景が一緒なんて素晴らしいです。そういうわけで、日が落ちて暗くなる時間を見計らっての入湯もおすすめです。
お得な「ホリデー快速ビューやまなし」で
勝沼ぶどう郷駅への鉄道でのアクセスは、特急列車よりも安くてお得な「ホリデー快速ビューやまなし」が便利です。冬季以外の土休日はほとんど運転されています。
新宿駅から乗り換えなしで、1時間30分程度の乗車で勝沼ぶどう郷駅に到着します。普通車自由席は乗車券のみで乗車でき、普通車指定席も乗車券に指定席券を追加するだけで乗車できます。詳しくは、下記記事もご参照ください。