もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

おしゃれな上熊本駅と本妙寺の加藤清正公 -2019九州鉄旅①

 前回より九州へやって来ています。博多から出発して、鹿児島本線で熊本方面へとやって来ました。今回は、上熊本駅のあたりをぶらぶらとします。

 

↓前回の記事はこちら

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きれいになった上熊本駅で下車です 

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 今回は熊本駅のひとつ手前の上熊本駅で下車しました。駅のホームは天井や床に木材が使われ、柱も駅名標も自動販売機も白黒の落ちついた雰囲気になっています。

 

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 ホームから改札方面へ向かいます。こちらも非常にきれいです。壁面はレンガ積み模様、天井は格子と八角形の模様の板張りで、レトロのようなモダンのような雰囲気が素敵です。

なんなのこの駅、おしゃれすぎる!

全くノーマークだったけど、すごく良い雰囲気だね!

 

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 JR上熊本駅は2015年3月に高架化にともなって現在の駅舎に改修されたようです。どうりで、ずいぶんと綺麗でおしゃれなわけです。

 

3路線乗り入れのターミナル

 上熊本駅はJRのほかにも、熊本電鉄と熊本市電の起点にもなっているターミナル駅でもあります。

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 こちらは熊本市電の電車です。レトロな感じが漂う路面電車です。熊本城や水前寺公園など観光地めぐりの足としても役に立ちます。

 

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 こちらが熊本電鉄の車両。見覚えある方もいると思いますが、東京メトロですね。銀座線と日比谷線の引退した車両が譲渡されています。

赤色とか青色とか紫色も増えてくれないかな。もっと楽しくなりそうなのに。

熊本メトロじゃん!

 

加藤清正公ゆかりの本妙寺へ

 上熊本駅近くの名所を探して本妙寺というお寺へやってきました。最寄り駅の熊本市電の本妙寺入口駅からは歩いて10分くらいで玄関口の仁王門へたどり着きます。上熊本駅から歩いても15分くらいなので、市電がなかなか来ないときは歩いたほうが早いです。

仁王門

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 仁王門は巨大な風格ある立派な門です。あまりの大きさに圧倒されます。現在は改修工事中で通り抜けはできませんでした。迂回路で脇をまわるようにして先へと進みます。

 

参道

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 本妙寺へと続く参道は静かな雰囲気で、左右に10くらいの様々な寺院があります。参道沿いに寺院の門が並んでいるのを見て、さぞ御利益があるのだろうと思わせられます。

 

胸突雁木

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 そして本妙寺へと向かう石段を登っていきます。この急勾配の石段は「胸突雁木」と呼ばれています。石段は左右に分かれていて、中央には石灯籠がずらっと並んでいます。登れど登れど灯籠が延々と続いていく光景は見ごたえあります。

 

灯籠ばっかり!ここなんか不思議な感じだねー

それよりも・・・石段・・・疲れたんですけど 

 

浄池廟

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 石段を登りきって、浄池廟に到着です。ここ本妙寺の浄池廟は、かの有名な加藤清正公を祀っているらしいです。清正公にあやかって、今後も勇猛果敢にいろんな旅に挑戦できるように祈願です。

 

二礼二拍とかやるんだっけ?やるところと、やらんところあるよね?わからん。

二礼二拍手一礼は神社だね。ここは寺院だから合掌でいいんよ。

 

裏山には加藤清正公像

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 そして浄池廟の裏手にある山の上には、加藤清正公像があります。ここまで来たからには拝んでいきたいと思います。しかし、目の前に立ちはだかるのはまたしても石段・・・300段あります。これを登らないと清正公への拝謁は許されないのです。

 

石段はもう勘弁してくれませんか・・・

まだまだこんなの余裕だよー! 

 

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 そして階段を登りきって、加藤清正公の銅像とご対面です。甲冑姿に槍をもった凛々しいお姿です。烏帽子のような縦に長い兜が特徴的ですね。

 

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 もう少しアップにしてみました。

 

めっちゃ強そうなんですけど!かっこいいー!

もしかして戦国武将好きになったん?

でも歴史とかは興味ないかな。

歴女にはなれないかもね・・・

 

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 長い石段を登ってきただけあって、眺望はすばらしいです。熊本市街を一望することができ、木立ちが広がっているあたりに熊本城があります。清正公は今もここから熊本城を見守っていました。

(続く)