前回の記事にて、大分駅に到着しました。今回から九州の鉄旅は2日目に入ります。まずは久大本線で大分から久留米へ移動しますが、由布院で次の列車まで時間が空きますので途中下車します。
由布院と言ったら、温泉だよね!
到着は8時前だけど温泉やってるのかな
↓前回の記事はこちらです。
大分から久大本線に
この日の出発は大分駅からです。久大本線の由布院行きの列車に乗車です。黄色の気動車がやって来ました。個人的に気動車が走る非電化の路線のほうが好きなので、これは楽しみです。
早朝なので、車内はがらがらですね。混雑していない気動車、そしてボックスシート。鉄道の旅にきましたという感じがあっていいです。
大分駅を出発してしばらく、日の出の時間となりました。住宅街向こうの山のほうから太陽がのぼってきます。
朝日がまぶしい・・・
もっと布団で寝てたかったなあ
向之原駅を過ぎた頃から、車窓の景色は住宅が少なくなって山々が多くなってきました。標高も少しずつ上がってきたような気がします。
庄内駅で列車交換のため、少々停車します。
いまさらだけど、列車交換って?なんか取りかえっこするの?
線路が1本しかないと、途中の駅でしか反対方向からの列車とすれ違いできないからね。それのこと。
これから先、由布院方面に進む線路は山と山の間を縫うようにして進んでいくみたいです。
庄内駅を出ると、これまで以上に自然豊かな山の景色です。久大本線は「ゆふ高原線」の愛称がありますが、まさにその名のとおりの風景となってきます。
湯平駅を出発して、もうすぐ由布院駅に到着です。山のほうでは、かなり霧が立ち込めています。山のふもとのほうが街なのでしょうか。
由布院に到着
由布院に到着です。観光地としてはメジャーなので、もちろん名前は知っていますが、実際に降り立ったのは初めてです。
由布院に到着!
緑がたくさんの静かなところだね
駅舎は全体的に黒を基調に板張りになっていて、シックで落ちついています。森の中にある駅という感じで、街のイメージどおりかと思います。改札口に自動改札はなく、駅員さんが改札をしています。
由布院駅を正面から見てみます。なんだか独特な形をしています。礼拝堂をイメージして設計されたとのことです。
由布院で朝からやっている温泉
由布院に来たからには、ちょっと温泉に入っていきたいと思っていましたが、到着したのは午前7時43分。お店が立ち並ぶ駅前の通りもどこも開いている気配がないです。これでは温泉は厳しいでしょうかね・・・。
着くの早すぎなんじゃないの?
人が少なくて静かなのもいいけど、どこもやってなさそう
駅から5分くらい歩いたところで、「乙丸温泉館」の看板を発見。入浴料200円とか、ちょっと安すぎではありませんか。さすが温泉の街ですね。ちょっと行ってみましょう。
この朝早くから開いているのか・・・と思ったら、開いてます!営業開始は朝6時30分からです。開店時間が早すぎです。お店の方はいったい何時から準備しているんでしょう。
フロントで入浴料を払おうと思ったら、あちらにお入れくださいとのこと。あちらって、これは賽銭箱!入浴料を賽銭箱に納めるという斬新なシステムでした。
それでは、さっそく入浴です。この「乙丸温泉館」さん、地元の方にも人気の場所のようで、朝早いというのに3人くらい先客がいらっしゃいました。温泉というか銭湯に近い感覚ですね。
お湯は無色でさっぱりした感じです。ちょっと熱めのお湯がいいですね。それにしても、こんな朝っぱらから温泉につかれるなんて極楽です。
写真は撮れないので、代わりのイラストでお許しください。
なんで私なのーー!恥ずい...。
「つぐみちゃんの入浴シーンがみたい」って天の声が聞こえた気がしたから。
そんなの聞こえないんですけど!
これも修行だよ!うん!
そんなこんなで、朝からの温泉入湯を果たしたのでした。由布院おそるべしですね。
次回は、引き続き久大本線に乗車して、久留米へと向かいます。