もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

木曽路の奈良井宿でフォトジェニック散歩

 今回は、中山道の宿場町である「奈良井宿」を訪れました。

 中山道のうち長野県から岐阜県を結んでいる木曽路には、11の宿場町が残っています。

 木曽路の宿場町では馬籠宿や妻籠宿が有名ですが、今回の奈良井宿もノスタルジックな街並みが残っており、素敵な写真が撮れます。

 

奈良井宿は駅近

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 奈良井宿は、宿場町の街並みが駅のすぐ近くにありますので、電車でのアクセスも便利です。JR中央本線の奈良井駅から、たったの徒歩3分で宿場町に到着します。

 奈良井駅までは、東京方面からは特急あずさで塩尻駅まで乗車し、塩尻駅から普通列車に乗り換えて約25分です。名古屋方面からは特急しなので木曽福島駅まで乗車し、木曽福島駅から普通列車に乗り換えて約20分です。

 

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 奈良井駅の建物も、宿場町の雰囲気に合わせた外観となっております。駅の中には観光案内所もあって、奈良井宿のマップも配布されていました。宿場町の街並みは、駅を出て左手にまっすぐ進みます。

 

昔ながらの宿場町の街並み

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 それでは、さっそく奈良井宿の街並みを歩いてみたいと思います。南北約1kmにわたって街道沿いの両側に古い街並みが残っています。まるで時代劇の世界の中にいるかのようです。

 

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 2階部分が少し道側にせり出している出梁(だしばり)造りが特徴的な渋い建物がずらっと並んでおります。濃い茶色の格子や手摺りは重厚感があります。

 望遠域を使って写真を撮ると、圧縮効果により街並みが密集している感じが撮れます。

 

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 街道は車が行き交っており、観光地というだけでなく、地元の方々の生活も営まれていおります。お店屋さんの看板は、どこか懐かしさもありますね。

 

宿場の趣を感じる水場

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 奈良井宿には、街道にそって山側に6つの水場が点在しています。かつては、この宿場を行き交う旅人たちが、ここで喉を潤したのでしょうか。そんな情景が浮かんできます。

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 水場にはかつての面影が感じられて、宿場街らしい雰囲気の写真が撮れると思います。

 

工芸品などお土産屋さんもたくさん

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 木曽路では、お椀や箸などの漆器や、ひのきを使った木工芸品が有名であり、奈良井宿にはお土産屋さんもたくさんあります。いろいろ目移りしてしまいそうですが、自分好みのマイ箸も見つかるかもしれません。

 

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 お食事処や喫茶店もあります。どのお店も宿場町の景観に合わせられていて、店先の様子も絵になります。

 

木曽の大橋

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 奈良井宿の街並みからは少し離れているところには、「木曽の大橋」があります。自動車で奈良井宿に来た場合は駐車場のすぐ近くにあるので、最初に目に入ると思います。総ひのき造りの立派な橋で、橋の下側に複雑な木組みの構造が見て取れます。

 

  以上、木曽路の奈良井宿の訪問記でした。往時の宿場町さながらに保存された伝統的な街並みは、どこを撮っても良い雰囲気に撮れます。散策しながらフォトジェニックな一枚を狙ってみてはいかがでしょうか。