もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

鉄道遺産の余部鉄橋に行ってきました

 今回は、山陰本線の餘部駅を訪問し、鉄道遺産としても有名な余部鉄橋を見てきました。駅のホームや周辺はきれいに整備されて観光地となっています。

 かつて使われていた巨大な余部鉄橋は、東洋一のトレッスル橋とうたわれたそうです。その一部は今もそのまま残されています。

 

余部鉄橋!ついにやって来たの!

駅がこんな高いところに!

 

高さ約40mにある駅

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 山陰本線の列車の乗って餘部駅にやって来ました。駅のホームに降りたら、辺境の駅とは思えないくらいの人がたくさん。列車の到着時間を狙って見に来る人が多いです。

 

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 駅名標のとなりには、余部鉄橋の部材を再利用したと思われるベンチがあります。駅のホームは地上から約40mくらいの高さにあって、日本海の景色を見渡せます。

 

ベンチも鉄橋・・・って冷めたっ

鉄そのものだから、冬は座るのキツイかも

 

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 駅のホームからの眺めはこのとおり。高所恐怖症の方にはちょっと厳しい高さかもしれませんが、絶景の眺めですね!

 

余部鉄橋 空の駅

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  駅のホームの隣は、「余部鉄橋 空の駅」という観光施設になっています。余部鉄橋は、現在は新しいコンクリ―ト橋に架け替えられていますが、昔の鉄道敷が残されていて、この上を歩くことができるのです。

 

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  鉄道敷の部分をしばらく歩くと、展望スペースへとやってきます。ベンチが海側に向いて設置されており、駅からの展望が楽しめます。床の一部がスケルトンになっているところもあります。

 

床がスケスケで下が見えるって

だめだめムリムリ

 

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 空の駅の一番奥には、なんとエレベータが設置されています。しかも無料です。これに乗ればあっという間に地上と行き来できるのですが、あとで乗ることにして、まずは歩いて地上まで行ってみます。

3脚が保存されている余部鉄橋   

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  駅のホームから地上へと歩いて降りていく道中では、橋梁の様子がよく見えます。コンクリート製の橋梁が現在使われている余部橋梁です。

 赤い骨組みで残っているのが、かつて使用されていた旧余部鉄橋です。 現在は3つの橋脚がそのまま残されていて、橋脚の上が先ほどの「余部鉄橋 空の駅」となっています。

 そしてその奥の透明なタワーがエレベーターで、「余部クリスタルタワー」と名付けられています。

 

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 餘部駅の地上まで降りてきました。昔の鉄橋と現在のコンクリートの橋梁がそびえ立っております。この上を列車が走っていて、しかもさっきまで乗っていたのかと思うと少々驚きです。 

 

あの上を列車が走っているんだね

なんかすごーい!

 

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 完全に保存された3脚以外は、このように一部カットされています。集合写真用と思われるひな壇もあって、観光客向けに力が入っています。

 

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 こちらも鉄橋の一部を使用したと思われますが、「山陰本線 余部橋りょう」と大きく書かれています。ここで記念写真を撮れば、どこの行ったのか一発で分かってばっちりです。

 

無料の余部クリスタルタワー

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 それでは、エレベーターに乗って駅へ戻ります。このエレベーターは2017年11月に完成したばかりで、「余部クリスタルタワー」といいます。

 

これならホームまで楽々

夜になるとライトアップもするって!

 

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 完成してからそれほど年月も建っていないので、エレベーターホールは綺麗です。立派な雰囲気を出していますが、エレベーターは無料なので何の気兼ねもなく利用できます。

 

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 エレベーターに乗っているときも、日本海が見えてきます。こんな便利なものまで出来て、もはや一大観光地ですね。

 列車は本数がそれほど多くはないので、時間を気にせず観光するのであれば自動車で来るのがおすすめです。

 

 

今回の駅ノート

f:id:yukisigekuni:20200202132839j:plain 餘部駅のホームの待合室には、駅ノートも置いてありました。観光に来た方の多くは、空の駅やホームを見て帰ってしまい、たまに待合室までやって来る人もいるといった感じでした。

 

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 さすがにメジャーな駅で人もたくさんなので、事前に準備したイラストを駅ノートに貼ってきました。余部鉄橋の訪問を記念して、初の2人そろって駅ノート登場です。

 

餘部駅おもしろかったー

鉄橋の骨組みがよかった!

 

 

 以上、山陰本線の新たな観光名所、余部鉄橋の訪問でした!

 もっと静かでマイナーなところも行ってみたいという方は、隣の鎧駅もおすすめです。

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