今回は、山形県の赤湯温泉にあります「旅館 大文字屋」さんに宿泊したときのレポートです。
赤湯温泉は街中にある温泉で、山形市や米沢市からも近くて、山形観光の拠点としてもおすすめです。
アクセス便利な赤湯温泉
赤湯温泉は、奥羽本線の赤湯駅から少し離れていますが、比較的街中にあります。赤湯駅からは、徒歩だと少々遠いですがタクシー利用で10分もかからずに到着です。駅前のロータリーにたいていタクシーが停まっています。
赤湯駅は山形新幹線「つばさ」も停車し、鉄道の便も悪くないです。鈍行列車でも米沢駅から15分、山形駅から30分程度の距離なので観光の際の宿泊先としても良い場所かと思います。
旅館 大文字屋に到着
今回宿泊の旅館 大文字屋に到着です。赤湯駅からタクシーで7分程度でした。江戸時代中期に創業したという歴史のあるお宿です。
玄関をくぐるとすぐにフロントがあり、チェックインです。夕食の時間帯は18時以降の時間で、30分刻みで選択することができました。
大文字屋さんは本館と新館があります。本館は昭和初期に建てられたもの、新館は平成20年にオープンらしいです。
2階には広々としたラウンジのような空間もありました。コーヒーメーカーも置いてあって自由に飲めます。
歴史ある建物だからか館内はまるで迷路のようです。一度覚えてしまえば大したことないのですが、階段と廊下が複雑に入り組んでいるように感じられます。
今回宿泊するお部屋です
今回宿泊する「茜」の部屋に到着です。和風な感じで温泉宿ながらの趣があります。
部屋の中は広々としていて6人くらいは泊まれそうです。 4人程度寝られる大きめの部屋が一つ、2人程度寝られる小さめな部屋が一つ、いずれも畳敷きの部屋です。これらと別にトイレ・洗面スペースと縁側が付いています。
お茶菓子は山形名物の「のし梅」でした。お茶菓子はその土地のご当地感があっていいですね。温泉に入ると血糖値が下がるので、入浴前に食べて血糖値が上げておくほうがよいという実用的な意味もあるらしいです。
源泉かけ流しの暑めの湯
温泉旅の楽しみでもある、温泉に入浴です。 源泉かけ流しの湯です。壁面に葡萄があしらわれた「ぶどう風呂」は特にお温の温度が高めで、あつ湯好きにはいい感じです。
こちらは坪庭が窓の外に見える石造りのお風呂です。無色透明に近いさっぱりした感じの湯ですが、温泉らしい硫黄臭が感じられます。湯上りも冷めにくくポカポカしていました。
米沢牛もついてボリューム感のある食事
温泉旅といえば旅館の食事も重要です。大文字屋さんの夕食は、最初からお皿がずらっと並べられていて、これだけで既に結構なボリュームがあります。
鍋はあっさりしたダシ汁に野菜、たら、あん肝、白菜などの野菜が入っています。寒い時期は温まります。
そしてメインが米沢牛料理プランで追加したステーキです。家ではなかなか食べられない、噛みしめるほどに牛肉の旨味があふれる幸せな一品。これには一緒に宿泊した皆も満場一致で大満足。
さらにお代わりできる御櫃入りのご飯と、お吸い物もやってきて、もう十分に満腹です。
最後はデザートでイチゴのムースです。甘~い。山形はフルーツがいろいろと取れます。
食事は量も味も十二分に満足でした。ごちそうさまでした。
コスパ良すぎて大変満足
部屋に戻って、思い思いに畳に敷かれた布団に寝っ転がって他愛のない話で盛り上がります。こういうのも温泉旅ならではというものです。そして夜も更けていくのでした。
今回宿泊させていただいた「旅館 大文字屋」さん、休日の宿泊でしたが、米沢牛の料理の付いた夕食付で一泊1人あたり12,500円(消費税・入湯税別)でした。これまで宿泊した温泉旅館の中では、相当にコスパが良くて、大変に満足でした。