今回は、長野県にある地獄谷野猿公苑へ行きます。スノーモンキーとも言われる温泉に入る猿が見られる有名なスポットです。
おサルさんを見に行くよ~
温泉に入るサルで有名なところなんだよ
あれって長野だったんですね
冬季は遊歩道を徒歩で
地獄谷野猿公苑は長野県の湯田中渋温泉郷のさらに奥、志賀高原寄りにあります。公共交通機関では長電バス「スノーモンキーパーク」が最寄りとなります。
「スノーモンキーパーク」バス停には、志賀高原ロマン美術館が建っています。なにやらおしゃれな雰囲気な建物で、ガラスを使ったアート作品が展示されているそうです。
バス停からしばらく道なりに歩いて、地獄谷野猿公苑の遊歩道の入り口に到着です。遊歩道で約25分のアクセスです。12月~3月の冬季は有料駐車場への道路が閉鎖になるので、ここを歩いていく方法だけとなります。
えー めっちゃ歩く...
会いに行くのが野生の猿ですからね
遊歩道の雰囲気は、完全に登山そのものです。ただアップダウンがほとんどない平坦な道のりなので、それほどキツいという感じではないです。 雪が積もると滑りやすいらしいので注意です。
遊歩道を抜けると、川の流れが見えてきて、白い煙がもくもくしているのが見えてきました。古い建物は後楽館という旅館で、宿泊や日帰り入浴ができるみたいで、こちらが元祖の猿の温泉らしいです。
白い煙があがっているのは噴泉で、ここから熱湯が噴き出してくるようです。地獄谷という名前どおりの光景かと思います。ここまで来ると、野猿公苑はすぐそこです。
これ噴水みたいに出てくるやつだよね
熱いから あんまり近づくとあぶないですよ
地獄谷野猿公苑で猿に会ってきました
遊歩道の入り口から30分弱、地獄谷野猿公苑に到着です。入場料は大人800円、こども(小学生~高校生)400円となっております。
入苑すると、道沿いにいきなり猿が登場です。山の斜面のあちらこちらに猿がいます。野生の猿ってこんな感じで生息しているのですね。
猿たちは道ばたで遊んでいたり、毛づくろいしたり、思い思いにあちこち動きまわっています。柵も何にもなくて、自然体といった感じです。
普通に道におサルさんいるよ
自由気まま のびのびなの
特に逃げたりする様子もないので、けっこう近くで猿を見られます。どちらかというと、猿の棲み処に人間が入れてもらっている感じです。
苑内はそこまで広いわけではなく、道どおりに進むとすぐに突きあたりの温泉エリアにたどり着きます。
温泉のまわりに、猿が集まっています。やっぱりここが温かいのでしょうか。ただ、温泉に入る様子はまったくなしです。
それでも寒いのは寒いのか、密着してあたためあっているようです。
あんな感じに つぐみちゃんともぎゅっとしたい
ふみゅ。。。
温泉のお湯を飲んでいる猿もいました。猿も飲泉すると健康に良いのでしょうかね?
左のおサルさんがじっと見てるけど
え、マジ?温泉飲むの?とか思ってるんでしょうか
こっちでは子どもの猿が喧嘩しているようでした。もしかしたら、じゃれあっているのでしょうか?
こっちは どして取っ組み合いしてるの
冷蔵庫のプリン食べたでしょ!? とか?
それは死活問題ですわね...
こっちの猿は、温泉のふちで毛づくろいを始めてました。ほかの猿にやってもらうというのは仲良しの証なのでしょうか。なんだかほのぼのする光景です。
あー お客さん かゆいところは?
もうちょっと上のほう あー いき過ぎ ちょっと下
アテレコそろそろ終わりにしない?
結構粘ってみましたが、温泉に入る猿は現れませんでした。12月初旬だと、ちょっと早かったかもしれません。とはいえ、かなり近い距離間で自然にふるまう猿たちがたくさん見られました。
それでは、また次回。最後までお読みいただき、ありがとうございました。