今回で4回目となります一の宮巡り、千葉県香取市の香取神宮へ参拝いたします。
古代から国家鎮護の神として崇められている由緒のある神社とのことです。
香取ってどのへんにあるの
チーバくんの頭のてっぺんのところだね
朱塗りの鳥居をくぐり
香取神宮へは、JR成田線の佐原駅からのアクセスが便利です。駅前から香取神宮方面のバスも出ています。隣の香取駅からは歩くと結構な距離があります。
香取神宮の入口へとやって来ました。参道は出店が出ていて、結構にぎやかな感じとなっています。
意外とウェルカムな感じ
けっこう観光地っぽいところだね
朱塗りの鳥居をくぐって境内へと入ります。観光地っぽい参道の様子とは打って変わって、木々に覆われて鬱蒼とした様子です。
神社らしい神聖な感じの道を進んでいきます。なかなか暑い日ではありましたが、少し気温が下がったような涼しい感じがしてきました。
地震を鎮める要石
総門への道を進んで行くと、要石と案内が出て来ました。メインのルートと外れる脇道となりますが、こちらを先に行ってみたいと思います。
しばらく道なりに進むと石の柵に覆われた真ん中に要石が鎮座します。石は意志に通じるということで、思いが叶うというものらしいです。
この地は地震が多くありましたが、地震を起こすと言われた大鯰の頭と尻尾を押さえ、この石で鎮めているというのが謂れのようです。
見た感じ普通の石なんですけど
こう見えても ご利益あるらしいから
社殿へお参りします
メインルートに戻って、社殿へお参りへ行きます。現われた三の鳥居は、先ほどとは違って灰色、石造となっています。
石段を上がったところにたたずむ総門は鮮やかな朱色です。立派な造りの建物が出てきて、だんだんと格式高い神社の雰囲気が漂ってきました。
続く楼門も朱色で、背の高い二階建てになっています。額には香取神宮の名前が記されていますが、東郷平八郎が揮毫したもののようです。
そして、拝殿へとやってきました。落ち着いた黒の建物で、ところどころ、きらびやかな装飾がされています。さすがに一の宮というだけあって長い行列が出来ていました。
えー 門と同じで赤だと思ったんだけどなー
黒でシックな感じなんだね
香取神宮は、家内安全、産業指導、心願成就、縁結び、安産、交通安全などのご利益があると言われているようです。たいていのお願いは聞いてくれると思います。
神秘的な奥宮へ
先ほどの拝殿とはちょっと離れたところにある奥宮へとやって来ました。こちらはいっそう深く木々に覆われていて、静けさに包まれています。
お手水はコロナ禍の影響からでしょうか、このような簡易な方式となっています。ちゃんと木の箱で覆いを被せているあたりは流石です。
奥宮はかなり小さくまとまっている感じですが、ひっそりと森の中にたたずんでいる様子で神秘的な様子が感じられるところでした。こちらまで参拝に来る人は多くはなく、ゆっくりお参りできると思います。
ここだけ雰囲気ちがうよね
静かでいいところ~
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