今回で3回目となりました一の宮めぐり、福井県敦賀市の氣比神宮へと参拝いたします。越前国一之宮であり、北陸道総鎮守とも言われる格式ある神社です。
総鎮守ってかっこいい!
けひじんぐう? 変わった名前だねー
北陸本線にて琵琶湖に沿って北へ北へ進み、滋賀県との県境を越えて福井県は敦賀駅へとやって来ました。2023年度末には北陸新幹線がこの駅まで延伸される予定となっています。
氣比神宮までの道中には、銀河鉄道999の銅像などが並んでいます。敦賀は海運の街という印象もありますが、かつては東京とパリを結ぶ欧亜国際連結列車が敦賀港駅を経由して走っており、鉄道とは深い関係にあります。敦賀港駅舎は再現されて現在は鉄道資料館となっています。
日本三大木造鳥居に迎えられ
敦賀駅から歩くこと15分程、朱塗りの大きな鳥居が見えてきたら氣比神宮に到着です。この鳥居は、木造の物の中では相当な大きさで、厳島神社と春日大社とともに日本三大木造鳥居にも数えられるそうです。
この赤いのが目立つ!
近くで見ると すごい大きい
境内は松が生い茂って清らかな雰囲気に感じられました。この近くには気比の松原があり、こちらも日本三大松原に数えられる松と砂浜が美しい景色のスポットですが、その名前もこの神社に由来しているそうです。
氣比神宮の創建は、飛鳥時代まで遡り702年とされています。かなり由緒正しい神社であり、パワースポットらしさがひしひしと伝わってきます。祭神は伊奢沙別命(いざさわけのみこと)をはじめ七神がまつられています。
神様が七人もいたら 大体の願いは叶えてくれるはず
数で勝負!?
氣比(けひ)というのも、独特の音感で日本語というよりドイツ語のような響きさえあります。諸説あるようですが、御食津(みけつ)から転じたとか、食の霊(けのひ)の意味であり、食べ物の神様であると言われているようです。
狛犬もどこかキリっとした、凛々しい表情をしているようにも見えてきます。
わんわん お腹減った
そんなこと言う雰囲気 みじんもないでしょ
そんな歴史ある格式高い神社の氣比神宮に参拝いたしました。非常にご利益がありそうな神社でした。