今回は、日高本線の大狩部駅を訪問いたします。秘境駅の雰囲気が漂うこの駅は、海が目の前に広がる絶好のロケーションです。列車は運休中のうえ廃線予定となっておりますが、代行バスでやって来ました。
今回も秘境っぽい駅に行くんだってね
景色がいいところらしいよ
日高本線 大狩部駅へ
代行バスに乗車して、大狩部駅へとやって来ました。周りに民家がポツポツあるものの、誰も代行バスを利用している様子はありません。
こちらが大狩部駅への入り口となります。駅のホームはトンネルの向こう側となります。ちょっとしたダンジョン感がおもしろいです。
このトンネル どきどきしない?
向こう側はどうなってるんだろうね
トンネルをくぐって、駅が見えてきました。海の向こうに地平線が見えて、これは期待ができそうです。
目の前に広がる太平洋
こちらが大狩部駅でございます。何もない広場にブロック塀を積み重ねた簡素な待合室、目の前は太平洋が広がります!ほかに誰か来る気配も全くなく、ゆっくりと堪能できました。
海の隣に駅がある!
すごい開放感があっていいよね
待合室の中は、古びた木のベンチ、ゴミ箱、それからベンチの上の雑然と駅ノートが置かれていました(ページがいっぱいで書けませんでした....)。扉があるわけでもないので冬はちょっと厳しいです。
壁には巣箱が設置されていますね。ここでツバメが巣作りするのでしょうか。
海に面して、ホームが設置されています。ここの列車が停まっていた時代をしみじみと思い浮かべたりします。
へぇーここに列車が来てたんだ
鉄道旅もぜったいおもしろかっただろうね
海沿いに一直線に線路が伸びていきます。この日は天気があまり良くないですが、晴れると車窓からは素敵な景色が見られたでしょうね。
苫小牧方面の線路をみると、途中で崩れてしまっています。高潮の被害の状況を目の当たりしました。
ひとり海沿いの秘境駅をじっくり味わって、この地を後にします。あらためて振り返ってみても、このトンネルの先に何があるのかと興味をかき立ててくる感じがあります。
トンネルの中には、謎の足跡...来たときは全然気が付かなかったのですが、小動物っぽいです。
これ何の足跡?駅には何もいなかったけど?
北海道だからキツネとか?
ややマニアックな駅訪問ではありましたが、少し寂しい秘境駅の雰囲気と太平洋の絶景が広がる駅でございました。
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