今回は埼玉県嵐山町にある嵐山渓谷へ紅葉を行ってきました。最寄り駅は東武東上線の武蔵嵐山駅、池袋駅から1時間半ほどと比較的行きやすいですが、素敵な紅葉スポットでした。
埼玉にも嵐山があったんだね
京都の嵐山みたいってのが由来なんだよ
読み方は"らんざん"なんですわね
武蔵嵐山駅から ときがわ町路線バス「休養地入口」下車
東武東上線で武蔵嵐山(むさしらんざん)駅へとやってきました。東武東上線の快速や急行の行き先でよく見る小川町の一つ手前の駅です。このあたりまで来ると都会の雰囲気とはガラッと変わって静かな感じです。
嵐山渓谷は駅からは徒歩30分ほどと若干離れており、バスで行くのが便利です。イーグルバスが運行するEVバスが運行されています。嵐山渓谷の最寄りの停留所は「休養地入口」です。
休養地入口の到着いたしました。バス停の目の前は河川敷のバーベキュー場になっています。るるぶのランキングで全国1位のバーベキュー場に選ばれたこともあるらしいです。
休養地ってバーベキュー場だったのね
ここで焼き肉でもやりたい気分ですわ
散策路の案内にしたがって、バーベキュー場から少し南に迂回する感じで進んでいきます。
これまで見たことがないスタイルの飛び出し注意の看板もありました。
とびだす ちゅうい!
ネコちゃんがお散歩するところなのかな
嵐山渓谷の入口までやってきました。案内図に朱色で記載したのが今回のルートです。冠水橋→展望台→飛び石の順でぐるっと一周してみたいと思います。
渓谷の遊歩道に入ると、森の中という雰囲気にがらっと変わります。道は整備されているのでスニーカーで全然大丈夫です。
冠水橋
最初のスポットは槻川にかかる冠水橋です。石造りでなかなか趣があります。
冠水橋の上からは渓谷らしい眺めが見れました。夏場はまた涼やかな景色になりそうです。
橋を渡り切ったところで、鮮やかな赤や黄色に色づいた木を見つけました。見事な紅葉です。
青空をバックに赤く染まるもみじも美しいですね。
この日って もうちょっと曇ってなかった?
デジカメの写真は後で調整できるんだよ
展望台
続いて少し上って、展望台までやってきました。ここは紅葉した木々に囲まれていて、平日でも割とにぎわっていました。ただ展望台といっても、木々が生い茂って、とても眺めがよいというほどでもないように感じました。
ベンチで休憩したりしながら、色づいた葉を間近で見ることができるので素敵です。
嵐山町名発祥の地の碑も建てられています。京都の嵐山に景色が似ているということで、武蔵国の嵐山と呼ばれたのが由来らしいです。
飛び石
続いて展望台から戻って槻川の流れ沿いに遊歩道を進んでいきます。川の中に飛び石が浮かんでいて、そこを渡ってスタート地点のバーべキュー上に戻ります。
石は大きめで隙間もそんなに空いているわけではないですが、落ちないように用心するに越したことはないです。
なにこれ たーのしい
つぐみちゃんも 一緒に渡りましょうよ
あぅ... くっつかないで落ちちゃうから
飛び石のあたりは紅葉が川の水面に反射して映り、写真を撮るにもよさそうなスポットです。
バーベキュー場の建物に到着して、ぐるっと一周まわってゴールしました。1時間ほどであれば十分に散策できるお手軽なコースでしたが、都内からも近くて渓谷と紅葉が楽しめる良いところでした。