もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

【茨城県】水郡線途中下車の旅 下野宮駅・月待の滝

 水戸駅と郡山駅をつなぐローカル線の水郡線に乗車して、茨城県側の気になった駅で途中下車してみました。今回は、水郡線の茨城県側では一番北の端にある下野宮駅で下車しました。

 

なんか全然知らない駅なんだけど

滝とかあるみたいだね よくわかんないけど

袋田の滝ではないんですよね

 

下野宮駅で下車

 水郡線のカラフルな気動車で下野宮駅にやって来ました。茨城県と福島県の県境、山に囲まれ、穏やかな風景が広がっています。

 

 駅の待合室は、2~3人くらい入るといっぱいになってしまいそうです。窓口のようなものは残っていましたが、現在は無人駅です。

 

 実は駅の待合室は建物の端っこでちょこっとだけ使われていて、本体は集会場として使われているみたいです。

 

ペンションみたいですわね

意外とおしゃれ~

 

 駅前の道を歩いていると、「月待の滝 」と書かれた案内版があります。今回はこれに行ってみたいと思います。しかし徒歩30分は遠いですね。。。

 

近津神社

 月待の滝までは遠いので、途中にあった近津神社に寄ってみました。なかなかに風格のある門構え、このあたりでは有力な神社なのでしょうか。

 

ここでちょっと休憩

まだ駅から5分くらいしか歩いてないよ

 

 敷地の奥に拝殿が見えてきました。植えられている杉の木が、かなりの高さ、そしてかなりの幹の太さです。樹齢は1300年らしいです。

 

 ここ近津神社は、同じく久慈川の沿いにある馬場都々古別神社、八槻都々古別神社と合わせて近津三社と呼ばれていたそうです。この近津神社が下流にあるので「下宮」とされていたとのことです。それが地名になったのかもしれないと思うと、由緒ある神社なのですね。

 

月待の滝

 



 なんやかんやで駅から歩いて30分、月待の滝の近くまでやって来ました。「日本一やさしい裏見の滝」と銘打たれています。

 

 月待の滝の入り口に到着しました。竹林に覆われていて、一気に風流な雰囲気になりました。

 

 しばらく歩くと滝が見えてきました。今年の夏は6月下旬から猛暑日が続いており、涼やかな風景はうれしい限りです。

 

 案内にあった裏見の滝というのは、その名のとおり滝を裏から見られるということなのです。

 

滝の裏側に降りれるんですね

あそこ めちゃくちゃ涼しそう

 

 滝を反対側から見るというのも斬新な感じですね。水しぶきがかかってくるくらい間近の距離感です。

 

夢地蔵

 これだけではなくて、案内板をよく見ると滝をくぐった一番奥に「夢地蔵」なるものが祀られているとのことです。

 

 では、滝をくぐって一番奥まで行ってみましょう。これはなかなかハードな道のりですね。

 

どうやっても濡れるやつだよね!

ここ通っていくしかないの

これで つぐみちゃんも濡れ透けに

 

 ほとんど水をかぶるようにしてたどり着いた先に夢地蔵が鎮座されていました。たくさんのお賽銭、きっと何か夢を叶えてくれるに違いありません。しっかりとお祈りいたしました。

 

 月待の滝の見終えて下野宮駅に戻ってきました。水郡線に再び乗車して、次の駅で途中下車してみたいと思います。

 

▼過去に袋田の滝にも行っています

www.mocomoco-tetsutabi.com