今回は、昨年（２０１９年）に引き続いて、常磐線の末続駅を訪問しました。常磐線が全線再開してからは初めて乗り行ったわけですが、海が近くにある静かな駅の雰囲気を思い出して再訪してみました。
去年も行ったところでしょ
木造駅舎がいい感じなんだよねぇ
常磐線を乗り継いで
それでは福島県の沿岸にある末続駅へ出発するとしましょう。朝は早いです。始発です。１８きっぷが余っていたので鈍行列車を乗り継いで行きます。
朝早すぎ！！
...zzz...zzz
早朝から常磐線でひたすら北へと進んでいきます。まず常磐線の１本目は勝田行きの列車です。わりと長距離を走ってくれますので、その間に列車の中でひたすら寝るとしましょう。何回やっても始発列車はすごく眠いです。
２時間弱の乗車で勝田に到着です。ホームからは国鉄色の特急ひたちがとまっているのが見えました。あれ乗ってみたいですね！
ふぁ～よく寝たぁ～...おぉ国鉄かっこいい！
やっと起きたんだね・・・
常磐線の２本目へとまいります。続いてはいわき行きの列車。地元の学生さんがちらほら乗っているものの、車内はほぼガラガラの状態です。18きっぷシーズンではあるのですが、こういうご時世ですからそれほど人も多くなかったのだろうと思います。
終点のいわきに到着です。この前に来たときは、常磐線は富岡までしか行けなかったのですが、今回は３番線は普通列車の原ノ町行き、４番線は特急ひたち仙台行きとの電光掲示板の表示に、全線再開したという実感が湧いてきます。
常磐線の３本目の乗車です。首都圏の常磐線と同じようにＥ531系ですが、５両編成です。
もうそろそろ飽きて来たぁー
これに乗ってもうちょっとだから
末続駅にやってきました
いわき駅から２０分弱の乗車で末続駅へやって来ました。昨年と変わらず今回も降りる人は他に誰もいない小さな駅です。
ホーム側から見た駅舎の様子ですが、この雰囲気がけっこう好きです。少しくすんだ赤色の瓦が乗った木造の駅舎。そして花壇がしっかり手入れがされていて花々が出迎えてくれます。
上り線のホームからは、ちらっと太平洋の海が見えます。駅からも近いので少し歩くと海岸まで行けます。
うみーーー！
見ればわかるって
やっほーーー！
山じゃないし、近所迷惑だってば
木造駅舎の中は静けさが漂いますが、ポツンとたたずんでいると窓の外からはセミの声が聞こえてきます。そういうところに自然と季節が感じられ、心落ち着きます。
道路に面した正面側の入り口は、南国っぽい木が生い茂っています。この日は真夏の暑さだったこともあり、ここが東北の駅だということはすっかり忘れてしまう光景です。
あれヤシの木じゃない？
ソテツ？シュロ？わかんない。。。
つぅちゃんも知らないことあるんだねぇ
何でもは知らないわよ。知ってることだけ。
末続駅のまわりはアジサイがきれいなことも有名らしいです。時期をだいぶ外してますが、少しだけ咲いていました。次に来るときは見頃に来てみたいですね。
今回の駅ノート
末続駅には駅ノートがあるので、ひとつ描いていくとします。この駅は初めて駅ノートにイラスト描いた駅なんですが、それもちゃんと残っていました。（なんだか見返すと恥ずかしいですね・・・）
この日は真夏日。駅前の南国風の木を見て、セミの声を聞きながら駅ノートを描いていたら、だんだん暑くなってきました。
あついあついあついー
聞いてるだけで暑くなってくるんだよ
以上、末続駅の２度目の訪問記でした。またちょくちょく来ることになるような気がするでした。
