今回は上越線の土樽駅を訪問いたします。上越線では、群馬県を越えて新潟県側の最初の小さな駅です。また、この駅の付近にある毛渡沢橋梁が有名らしいと聞いて、そちらも見に行ってきました。
すごい久しぶりに列車乗るんじゃない?
今回は有名な土合の次の駅だって
国境の長いトンネルを抜けて
上越線の長い長いトンネルである新清水トンネルを抜けて、土樽駅へやってきました。トンネルの中に県境があって、土樽駅が新潟県側の最初の駅となります。
山間部にある静かな駅ではありますが、線路と並行するようにして関越道が走っていて、絶えず車の走行音が聞こえてきます。
線路の間になんか溝?みたいなやつが
冬は雪が積もらないようにするんじゃないかな?
駅舎は上り線ホーム側に建っています。利用者が少ない駅だとは思いますが、ホームから見える構造物は全体的にしっかりとした印象です。
上越線では、時折り壁にそのまま駅名標が貼っているのを見かけます。それでは駅舎の中へとまいりましょう。
駅舎は木造の簡素な造りで、狭くはないですが、それほど大きくもない感じです。意外とベンチがたくさんあります。
この駅ってそんなに人来るの?
登山に行く人が使っているみたい
入口の隣に自動販売機が鎮座しています。上越線の列車は数時間に1本のときもありますが、飲み物には困らなさそうです。
壁にはところ狭しと、かつての特急列車の写真やサボが展示されています。上越線は、かつてこのように特急列車が優雅に走っていたのでしょう。
駅舎を外から見た様子は、山小屋のような雰囲気です。現状で待合室として使われている部分は半分くらいのようなので、かつては有人駅だったのかなと思います。
わりと車が止まってるけど、駅にはそんなに人いない
みんなどこ行っちゃたんだろうね~
駅舎からホームの出入り口の横には、かつて窓口があったようにも見えます。現在はカーテンで閉ざされています。その脇にはちょこんと駅ノートが置かれています。
というわけで、土樽駅の駅ノートに描き残させていただきました。
今回はいつもと違う服だよ!
おぉー 夏っぽい!
レンガ造りが美しい毛渡沢橋梁へ
土樽駅の周りは、これといって人家もない人里離れたところにあります。近くの見どころに毛渡沢橋梁があります。自動車で来ていた友人と合流して、乗せて行ってもらいました。
川沿いに道路を進んでいくと、関越道の下にダムがあって、滝の流れが綺麗な景色が見えてきます。夏のこの景色はとても涼やかです。
こんな絶景あったんだね
水遊びしたーい!
先ほど見えてダムの脇の細い道を進んでいくと、上越線の毛度沢橋梁が見えてきます。古いレンガ造りが重厚感があって、全国の美しい鉄橋ベスト3にも選ばれたそうです。
このレトロな感じがすごいですね。どこかヨーロッパの国のような印象もあります。もう90年程も前に造られたようですが、今なお現役で使われています。
この橋 芸術的なの!
こんなところを電車が走ってるんだね