今回は水郡線に乗車して、袋田の滝へと向かいたいと思います。
袋田の滝は、日本三名瀑にも数えられる非常に有名な滝です。水郡線に乗車した際には、是非見てみたいと思っていました。
袋田駅から袋田の滝へ
袋田駅に到着しました。袋田の滝へは駅前からバスも出ていますが、本数が結構少ないです。既に時刻は午後4時をまわっており、バスはとっくに終わってしまっているので、やむを得ず歩くこととします。
袋田駅のホームには「ミニ袋田の滝」もありました。使われていないホームに設置されているので、近くで見ることはできなかったです。
駅舎は木造で山小屋風の雰囲気が特徴的です。比較的最近に改装がされたようで、建物の中はきれいです。ベンチやごみ箱が木製で統一されていて一体感があります。
照明もこだわっているのか、球体状のものが吊り下げられており、木造の建物の雰囲気に合っています。
袋田の滝のライトアップ
袋田駅から袋田の滝までは、徒歩で40分程度はかかります。歩いているうちに、日も沈んでしまい、だんだんと周りは暗くなってきました。
そんなので滝を見に行って大丈夫なのかと思われるかもしれませんが、心配はご無用です。袋田の滝は期間限定ではありますが、日没後からライトアップを実施しているのです。
袋田の滝の駐車場から観瀑台までは、意外と距離があって結構歩かされます。道中には土産屋などもたくさん並んでいます。
イルミネーションのトンネルを進みます
袋田の滝の入口の受付で入場料を支払って、観瀑台まではトンネルを進んでいきます。入場料は大人300円・子ども150円とリーズナブルです。
トンネル内は無機質な感じかと思いきや、イルミネーションが実施されていて幻想的な雰囲気となっていました。
しばらく進むと、ぼんぼりのような照明に真っ赤に照らされている空間へやってきました。複雑な模様がきれいに映し出されて、ここがトンネルの中であるということを忘れそうです。
さらに、イルミネーションで照らされたトンネルを進んでいきます。カップル率が高いようであり、何の気なしにぶらっと一人でやって来たおじさんである私は場違いな感じを覚えながら、それでも進みます。
観瀑台へ到着!
トンネルを抜けると第1観瀑台へと到着です。ここからは滝を間近で間近で見ることができます。水がドバドバと流れ落ちているというタイプではないですが、とても幅が広くてどっしりとした印象です。
袋田の滝には第2観瀑台もあり、なんとエレベーターで上って行くのです。滝を見るのにエレベーターとは驚きです。
第2観瀑台は、高い位置から滝の全景を見ることができます。袋田の滝は「四度の滝」とも言われるように、滝の流れが四段に分かれて落ちていることが特徴的です。
ライトアップで照らされた滝の流れは、どこか神秘的な雰囲気をたたえているように見えます。
ぼちぼち帰りましょう
袋田の滝を眺めていると、すっかりと遅い時間になってしまいました。袋田駅に戻るまでの道のりが暗くて、ちょっと怖かったくらいです。駅には誰にもいないだろうと思っていたら、登山帰りの方が大勢いらっしゃって意外とにぎやかでした。
暗闇の中から姿をあらわした水郡線の列車に乗って水戸駅へと向かい、袋田の滝の訪問を無事に終えました。袋田駅からの訪問は結構大変でした。駅前のバスの時間に合わせての訪問するほうがよいと思います。
ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました。