もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

これまで食べた日本各地の麺類を集めてみました

 今回は、これまでの旅行で食べた各地の「麺類」を取り上げてみます。鉄道旅では時間がなくても食べられる駅そばなど、さっと食べてさっと店を出られる麺類はありがたい存在です。ひとり旅でも気兼ねなく入店できるのもいいですね。

 そんなわけで、これまで旅先で食べてきたご当地の麺類をピックアップして紹介いたします。

 

札幌ラーメン(北海道)

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 札幌といえば、言わずと知れて有名な札幌ラーメンです。こちらは札幌に泊まったときに入店した「喜来登(きらいと)」のラーメンです。何と言っても山盛りになったネギがすごい。味噌味のスープはくどくなくて、ネギを崩しながら麺と一緒に味わうとベストマッチです。

 

釧路スパカツ(北海道)

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 続いては釧路で有名なスパカツです。釧路を訪れたときは、根室まで往復した後で遅い時間になり閉まってしまったお店ばかりだったのですが、スパカツはコンビニでも購入可能でした。さすが釧路のソウルフードです。ミートソースにとんかつというボリューミーな組み合わせ!おいしくないわけがない!

 

盛岡冷麺(岩手)

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 盛岡といえば、冷麺、わんこそば、じゃじゃ麺と麺類が有名なところです。かつて夏に盛岡を訪れたときには、冷麺をいただきました。しっかりとした食感の麺にあっさりスープが合います。そして「別辛」で注文すればキムチが別皿で出てくるので、自分の好みで辛さを調整しながら食べられます。これは合理的なシステムですね。

 

喜多方ラーメン(福島)

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 ご当地ラーメンとして有名な喜多方ラーメンです。有名店の坂内食堂は長蛇の行列でしたので、その隣の「松食堂」へ。こっちもとっても美味しいですよ!チャーシューメンを注文しました。あっさりとした醤油ス―プに、丼一杯に咲くチャーシューで幸せになれます。

 

へぎそば(新潟)

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 続いては新潟県名物のへぎそば です。十日町市の「春日屋」でいただきました。つなぎに布海苔が使われいて、大きめの長方形の木の箱に一口ずつに揃えて並べられて出されます。しっかりとしたコシがあって、シコシコとした歯ごたえのある食感がいいですね。

 

 

八王子ラーメン(東京)

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 全国から色々なものが集まる東京でもご当地ラーメンを探してみました。八王子市で食べることができる八王子ラーメンは、醤油ベースのスープに刻み玉ねぎがトッピングされているのが特徴です。玉ねぎは油で覆われたスープと一緒に口にすれば甘さが引き立って素晴らしい組み合わせです。

 

ほうとう(山梨)

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 続いては山梨名物の ほうとうです。石和温泉駅の近くの「赤富士」でいただきました。一人分が個別の鍋でどーんと出てきます。幅の広い平べったい麺はもっちりした食感で、野菜がたっぷり入った味噌味のまろやかなスープで一緒に煮込まれ、食べごたえ十分です。

 

信州そば(長野)

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 続いては長野県の名物の信州そばです。松本駅の目の前の「榑木野」でいただきました。私はうどん文化圏の出身ですが、さすが本場のそばは美味しいです。口の中でふわっとそばの香りがふわっと広がり、のど越しもつるつるっと爽やか。駅前でこんなに本格的なそばが楽しめるとは驚きです。

 

きしめん(愛知)

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 名古屋駅の駅そば...ではなくて、駅きしめん です。名古屋駅のホーム上にお店がある「住よし」です。駅そばといえば、そばorうどん の二択がありますが、このお店では、きしめんorそば です。ここはもちろん きしめんで!平べったい麺がぷにゅぷにゅするのがいいんです。立ち食いスタイルでささっとすすって、すっかり名古屋気分です。

 

氷見うどん(富山)

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 香川の讃岐うどんや秋田の稲庭うどんと並んで、日本三大うどんの候補にも入っている富山の氷見うどんです。ひみ番屋街の「きときと亭三喜」でいただきました。氷見うどんは手延べで作られており、細い麺ながらもしっかりとしたコシがあります。夏は冷やしてツルツルっといただけます。

 

和歌山ラーメン(和歌山)

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 ご当地ラーメンとしては有名な和歌山ラーメンです。和歌山市駅の近くの「麺屋ひしお」でいただきました。和歌山ラーメンらしい濃い目の醤油スープが効いていて、個人的には好きなタイプのラーメンです。一緒に出て来たおかかごはんがよく合います。

 

出雲そば(島根)

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  こちらは出雲で有名な出雲そばです。丸い器に三段のっかって出てきます。まず一段目のそばにダシ汁をかけて食べ、余ったダシ汁を二段目にかけて食べるというように、順繰りに食べていくのが本来の食べ方らしいです。一度に三種類の味が楽しめて得したような気になります。出雲大社に参拝のときにはいかがでしょうか。

 

讃岐うどん(香川)

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 もはや説明不要ともいえる讃岐うどんです。なぜか年の瀬も押し迫った大晦日に香川に行ってしまい、琴電瓦町駅近くの「うどん一福まちなか店」へ。肉うどんを注文しました。香川県らしくダシをかけるのも薬味を載せるのもセルフです。太くてコシのあるうどんに、甘辛い味がよく染みている肉の組み合わせが素晴らしいです。大盛りで550円って安くないですか!?

 

博多ラーメン(福岡)

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 こちらも超メジャーな博多ラーメン。豚骨スープに細麺の組み合わせはあまりに有名です。博多に旅行に行った友人がおすすめしてくれた「博多一幸舎」へ。泡立ったスープが特徴的で、とんこつのパンチが効いてながらもマイルドな口当たりで、どんどん行けちゃいます。これは替玉は避けられないですね!

 

ちゃんぽん(長崎)

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 最後は、長崎名物のちゃんぽんです。長崎駅の近くの「中華大八 駅前店」に入店しました。店の感じはごく普通の街の中華屋さんですが、出て来たちゃんぽんは、くたくたになった野菜の甘味やらイカや牡蠣の魚介の旨味やらが染み出したスープの味わいが絶品です。そして「特製ちゃんぽん」には生卵まで乗っているんです。これはいつ崩して食べればいいのか...悩みます! 

 

 

 以上、日本各地のご当地の麺類を集めてみました。北から南まで有名どころを中心にざっと見てきましたが、今回の紹介できたのはわずかに15の麺だけです。これは本当にごく一部で、ご当地の麺類はまだまだわんさかあります。麺類の世界は奥が深いです。