今回は、あいの風とやま鉄道の越中宮崎駅(富山県朝日町)を訪問しました。
これまで特になじみのない駅でしたが、実際に訪れてみると"ヒスイ海岸"や”たら汁街道”などがあって魅力的なところでした。
ヒスイが拾えるかもしれないって
ほんとー!?
越中宮崎駅にやってきました
あいの風とやま鉄道に乗車して、越中宮崎駅へとやってきました。この駅は富山県のなかではもっとも東側に位置しており、新潟県との県境が近くにあります。
越中宮崎駅はあいの風とやま鉄道に属する駅ですが、運行形態としては、ほとんどはえちごトキめき鉄道の車両が走っており、ひとつ隣の泊駅で列車の乗り継ぎとなることが多いです。*1
無人駅ですが、かつて駅の窓口であったところは臨時の観光案内所になっているようです。ショーケースには海岸で採れるきれいな石が飾ってありますね。
越中宮崎駅は別名で「ヒスイ海岸駅」の愛称が付されています。駅から歩いてすぐのところに海岸があり、ヒスイが拾えるということらしいので、さっそく行ってみたいと思います!
よーしヒスイ持って帰って高値で販売!
ゲスいからやめてよ
駅前に広がるヒスイ海岸
越中宮崎駅は駅前すぐのところに海岸が広がっています。駅を出て歩いて1分かからないくらいの近距離です。ほぼ目の前です。ここは海からヒスイが打ち上げることがあるらしく、”ヒスイ海岸”とも呼ばれています。
天気は曇りでパッとしなかったですが、きれいな海が広がっていますね。海水浴場としても賑わう場所らしいです。それじゃあヒスイを探してみるとしますか。
砂利浜の海岸を腰をかがめて必死に探してみます。はたから見たら、変なおじさんが海岸線をウロウロしている状態だったでしょうか(笑)。
しかしまあ、時折りきれいな石に出くわしますが、正直なところヒスイなのか、ただの石ころなのかサッパリわかりません(泣)
ヒスイ拾い激ムズじゃん
やっぱりそんな簡単には見つからないよね
国道8号線は”たら汁街道”
お昼どきになってお腹も空いてきたので、食事にします。越中宮崎駅の南側を通る国道8号線は、このあたりの名物”たら汁”を提供する飲食店が並んでいて、”たら汁街道”とも呼ばれています。
今回は空腹に耐えかねて、駅から歩いて一番近いところにある「ドライブイン きんかい」さんに行ってみました。
「たら汁定食」をオーダーしましたが、たら汁は鉄鍋に入ってドンと出てきて、結構なボリュームです。お玉で汁をすくって取り皿に分けていただくという形です。
漁師料理が発祥ということで、たらのぶつ切りが豪快に放り込まれています。たらの身はほろほろにやわらかく、白味噌ベースの味噌汁にたらのダシがしっかり出ていて旨味が詰まった味わいです!
たらのいいところ全部入りなの!うまうま
ごちそうさまでした!
今回の駅ノート
越中宮崎駅には駅ノートが設置されていました。「ひすい海岸のつれづれ」という粋なタイトルがつけられています。
今回も時間が許す範囲で描いてみました。ヒスイ探しは、私は全然センスなかったですけれども、ここを訪れたみなさんはうまく見つけられるといいですね!
ほへ?私ヒスイ拾ったことになったの?
ちゃんと拾ったという設定になったみたい。絵の中だけね。
以上、越中宮崎駅の訪問記でした。ヒスイ海岸とたら汁街道だけでなく、加えて近くに温泉もあるので、かなり楽しめるところだと思います。機会があれば是非訪れてみてください。
*1:1日2往復のみ、糸魚川まであいの風とやま鉄道の車両が直通運転しているようです。