わずか4.5kmの路線の車内はコロッケだらけ!
茨城県龍ヶ崎市を走る関東鉄道竜ケ崎線は、営業キロわずか4.5km、全部で3駅の路線ですが、ここだけのユニークなコロッケだらけの列車が運行されています。
龍ヶ崎市のキャラクターの名前を冠した「まいりゅう号」。地元の中学生が作成した原画を基にしたイラストがラッピングがされたものです。
外観もさることながら、さらに驚くのは車両の内装です。つり革には、香ばしい色をしたコロッケがぶらぶらと吊られています。
車内がコロッケ一色なのは壮観です。よく見ると、ポテトコロッケに見られる小判型と、クリームコロッケに見られる俵型が作り分けられているという手の込みようです。
乗車しているだけで何だかお腹が空いてきそうな列車です。つり革につかまっていると、そのまま食べてしまいそうな。
内装もあちこちでコロッケをアピールしており、コロッケで統一感を出しているという押しの強さです。
愛が重い?ハートにコロッケのつり革
いまや各地の鉄道会社で見られる「ハートのつり革」ですが、竜ケ崎線の手にかかれば例外なくコロッケが付いてきます。
お乗車の際には、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。コロッケへの愛が重いので、胃もたれには注意が必要です。
どうしてコロッケなのか?
龍ヶ崎市はコロッケで町おこしをしていることで有名です。コロッケトレインが運行されることになったそもそもの経緯というのは、2016年に龍ヶ崎市で「全国コロッケフェスティバル」が開催されるときにPRの一環で誕生したものです。
現在もコロッケトレインとして走る「まいりゅう号」は、2017年10月にラッピングをリニューアルした2代目です。
日曜日はこの車両がメインで運行されているようですので、ぶらっとお出かけしてみてはいかがでしょうか。