東武線の一般列車で新藤原へ ‐野岩鉄道・会津鉄道の秋旅(序)

野岩鉄道と会津鉄道で紅葉を探しに。今回は前段階の東武線です。

 今回は秋の紅葉を目当てに、栃木県の鬼怒川地域を北へと進んで、野岩(やがん)鉄道と会津鉄道を乗り継いで、福島県の会津方面へと抜けます。

 まずは本編の野岩鉄道・会津鉄道へ乗車する前段階で、今回は野岩鉄道との接続駅である新藤原駅に至るまでの東武線の乗車をお送りします。

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会津田島行き快速なき後の東武線を乗り継ぎます。

 東武線と野岩鉄道・会津鉄道のつながりは深く、かつては浅草駅から会津田島行きの直通の快速列車が設定されていたものです。現在では廃止されてしまったようで、代わりに特急リバティの会津田島行きが直通運転をしています。

 今回は北千住駅から特急ではなく一般列車を乗り継いで、東武線を北へ北へと進んでいきます。まずは、準急の南栗橋行きに乗車です。何を早とちりしたのか、予定よりも一本早い列車に乗ってしまいました。

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 朝日が昇ってきました。例によって乗り鉄趣味の朝は早いのです。朝早くから出発したほうが、思う存分列車を乗り継いだり、途中下車をしたりできるというわけです。

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 春日部で後ろからやって来た南栗橋行きに抜かれるので、こちらに乗り換えます。本来は北千住でこれに乗るつもりでした。

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 東武動物公園で伊勢崎線から分かれて日光線へと入り、南栗橋に到着です。東武線の車両管区が置かれている一大拠点です。

 向かい側のホームに停車中の列車、急行の東武日光行きへと乗り換えです。

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 さすがに紅葉の季節だけあって、特急列車でなくてもかなりの混雑です。自転車を持ち込んで輪行している方もいます。日光で紅葉の中をサイクリングというのも気持ちいいでしょうね。

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 急行列車は、予想以上に快調に飛ばしていきます。南栗橋を出ると、途中の停車駅は栗橋、板倉東洋大前、新大平下、栃木、新栃木、新鹿沼、下今市だけです。意外と日光も近いように感じてきます。車窓の外は、すっかり都会から離れてしまった風景が流れていきます。

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下今市で特急リバティとSL大樹を傍目に

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 北千住から2時間弱で下今市へ到着しました。この駅で東武鬼怒川線へと乗り換えます。

 

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 2017年4月に登場した東武線の新型特急リバティが入線してきました。下今市で東武日光行きと会津田島行きへ切り離しを行います。

 特急リバティは下今市以北の停車駅相互間あれば、乗車券のみで乗車ができます(ただし座席指定をする場合は特急券が必要となるようです)。また、下今市から先は基本的に各駅に停車をしていきます。会津田島行きの長距離の鈍行列車が廃止されたことの代替措置みたいなものだと思います。

 そういうわけで、下今市から先はリバティという選択肢もあったのですが、この時期は混雑しそうで座れるかどうかわからないし、いまいち乗る気分にもなれないので、今回はパスです。

 

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 リバティを見送って、駅をぶらぶらしているとSL大樹が出発の準備をしていました。こちらも2017年8月という最近お目見えした列車で、下今市と鬼怒川温泉の間で運行しています。

 SLファンにはたまらないのでしょうが、今回はSLが目的というわけでもないので、こちらもパスです。

  

結局のところ普通列車に乗る

 そんなこんなで、特急でもなくてSLでもなくて、やっぱり普通列車に乗ることになりました。待ちに待った会津田島行きの普通列車が到着です。

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 思惑どおり、紅葉シーズンの休日だというのにまったく混雑していません。座席もボックスシートで快適そのものですね。やっぱり普通列車のほうが落ち着きます。

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 そして窓側の席には、折り畳み式のテーブルも付いているではありませんか。すばらしいですね。飲み物を置いてもよし、おやつを置いてもよし、スマホを置いてもよし。これ以上求めるものはないです。

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 列車は東武鬼怒川線を北上していきます。だんだんと景色も山深くなっていきます。いよいよローカル線の旅らしくなってきました。普通列車が気分を盛り立ててくれているような、そんな気がしてきます。

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 東武線の北の果て、新藤原に到着しました。こうやって乗ってみると、東武線というのは都心部だけでなく相当な広範囲を走っていると改めて実感させられます。

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 この地名は、奈良時代に藤原仲麻呂の子を大将軍とした蝦夷討伐軍がこの地に立ち寄り、一部の兵士がそのまま住み着いたということが「藤原」の由来であるとも言われているようです。昔は藤原駅でしたが、現在の場所に移転して新藤原駅になったとのことです。

 さて序章はここまでで、次回より本編の野岩鉄道・会津鉄道へと入っていきます。(続く)