もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

わたらせ渓谷鐡道ちょい旅

 今回は、わたらせ渓谷鐡道の駅めぐりに日帰りで行ってきました。

 思い立ってふらっと行ってきただけなので移動距離はそれほどではないですが、ちょっとした気分転換にはよかったです。

 

都内から日帰りで行けちゃうんだね

急に自然の景色が見たくなったときもおすすめ

 

東武線からは相老駅で乗り換え

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 都内からわたらせ渓谷鐡道(わ鐵)へのアクセスは、東武線に乗車して相老駅で乗り換えるのが一般的であろうと思います。相老駅は東武線の特急「りょうもう」も停車するので意外と便利です。

 

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 相老駅の跨線橋からの眺めです。彼方に延びる線路が見えて気持ちいいです。トロッコわっしー号の回送列車がちょうど停車していました。

 

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 さて、茶色の渋い列車に乗車して、ちょい旅へと出かけます。

 

それじゃあ出発~

20分くらいで降りるけどね

 

歴史を感じる木造駅舎の上神梅駅

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 相老駅から3駅進んで、上神梅駅で下車しました。この駅の見どころは、駅舎です。大正元年の開業当時からの木造駅舎が建っています。

 

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 まるで古民家のように味わい深い駅舎です。建てられた当時から大きく手が加えられていないのではないでしょうか。

 

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 駅の正面にまわってみました。建物は木目の模様がくっきりと表れて歴史を感じます。駅名標は青地に手書きの文字で、これがまた絶妙です。

 

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 駅のホームには、地元の方が整備してくださっていると思われる花が綺麗に咲いています。

 

お花たくさん咲いてるよ!

こんな駅でお花に囲まれてのんびりするって、いいよね

 

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 ホーム側に設置されている年季の入った木製の改札口はちょっと傾いているように見えます。時が止まったかのようなこの駅ですが、「新元号 令和」の張り紙がされ、まだまだ現役です。

 

上神梅駅の駅ノート

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 上神梅駅では駅ノートが設置されていますので、久しぶりにイラスト描かせていただきました。ホームの雰囲気に一目で惹かれたので、そこをモチーフにしてみました。

 

天気よくて気持ちいいね~

もう帰りたくないかも

 

隣の本宿駅へ

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 列車が来るまで時間あったので、隣の本宿駅まで一駅歩いてみました。線路に沿って渡良瀬川が流れています。紅葉の季節は木々が色づいて綺麗だろうと思います。

 

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 本宿駅へ到着です。案内がなければどこに駅があるのか見失ってしまいそうなところにあります。国道の脇の階段を降りて駅へといきます。

 

看板ないとわからないって

階段降りて駅に行くんだよ

 

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 崖の中腹に狭いホームがあり、屋根が設置されているだけのシンプルな駅です。線路の向こう側は崖になっていて、その下を渡良瀬川が流れています。ちょっとした秘境駅です。

 

温泉が併設された水沼駅

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 本宿駅から一駅だけ乗車して、水沼駅へやってきました。この駅は日帰り温泉施設が併設されているのです。リフレッシュするにはもってこいの駅なのです。

 

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 温泉の出入り口ではカッパがお出迎えです。渡良瀬川に伝わるカッパ伝説にちなんでいるらしいです。

 

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 それではひとっ風呂浴びていくとしましょう。温泉は内湯と露天と両方あります。無色透明のさっぱりとしたお湯でした。

 

お風呂にもカッパの像あった

露天風呂は絹糸が入ってたよ

 

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 風呂あがりはフルーツ牛乳にしました。温泉に来ると無性に飲みたくなるんですよね。甘さとまろやかさの微妙なマッチングが、なんだかやみつきです。

 

水沼駅の駅ノート

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 水沼駅の待合室の端っこに駅ノートを発見しました。温泉駅がらみの駅ノートはこれが初めて。

 いざ描きはじめてみると、妙にテンション上がってキャラ部分は描いていて楽しくて楽しくて仕方ありませんでした(理由はお察しださい)。温泉駅最高~!

 

温泉気持ちいいよね~

だね~

 

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 時間が経つのはあっという間で、気が付けば日が落ちてあたりは暗くなって帰りの時間となりきました。次にわたらせ渓谷鐡道に乗るときは、終点寄りの駅にも足を伸ばしてみたいと思います。