今回は、群馬県の赤城山へ登山へ行ってきます。名前は聞いたことある有名な山ですが、初めての訪問です。赤城山にある湖の大沼の北西の山を、五輪峠~足柄山~陳笠山~薬師岳と稜線づたいに歩いて歩いてきました。
赤城山って有名な山だよね
夏は涼しくてよさそうですわ
今回もガチ登山するからね!
前橋駅から直通バスで
赤城山へは前橋駅から赤城山ビジターセンターまで関越交通の直通バスが出ているので、こちらに乗りました。前橋駅~赤城山ビジターセンターまで片道1,500円でSuica・Pasmoの電子マネーも利用できます。
バス亭のすぐ近くにビジターセンターが建っています。観光案内などの施設にもなっているみたいです。
神社の鳥居のミニチュアのようなものもありました。赤城神社が有名なスポットみたいで、後ほど立ち寄ってみたいと思います。
ヤマノススメのパネルもありますね。関東の近くで登山に出掛けるとよく見かけます。
ここなちゃんが こっち見てほほ笑んでますわ!
板に向かって なに興奮してるの?
覚満淵
ビジターセンターから道路を挟んですぐ向かいには、覚満淵があります。ボードウォークになっていて手軽に散策できるコースになっています。
少し歩くと覚満淵の水面が広がります。奥の方は霧が飼っていて幻想的な雰囲気でした。湖を一周すると時間がないので、大沼の方へと向かいます。
大沼の方へ歩いてきました。おのこ駐車場という大きな駐車場があり、売店もあってこのあたりが観光では使いやすそうです。バス停では、終点の赤城山ビジターセンターの手前の「あかぎ広場前」で下車するほうが近いです。
「大沼」はずっと「おおぬま」と思っていましたが、「おの」と読むらしいです。噴火でできたカルデラ湖とのようです。かなり広いです。
スワンボードあるよ!あれで一周できるかな
一周4km以上だよ 脚の筋肉崩壊するね
赤城神社
大沼に沿って進んでいくと、赤城神社が見てきました。この石碑の先は湖にかかる啄木鳥橋を渡れる・・・はずでした。
現在は工事中で渡ることはできなくなっています。湖沿いに進むと神社の裏手に駐車場があるので、そちらから神社へ参拝するとなります。
橋桁だけで渡れませんわ!
大雨でこわれちゃったって
赤城神社は湖のほとりに建っている丹塗りの鮮やかな神社です。ここで本日の登山の無事を祈って先へと進みたいたいと思います。
峠道を進みます
赤城神社を過ぎると、勾配もきつくなってきてなってきます。しばらく舗装された道を歩くという感じで進んでいきます。
途中で黒檜山(くろびやま)への登山口があります。今回はもう少し緩そうなコースで行こうと思い、ここはスルーしてさらに北へと進みます。
舗装された道をさらに進んでいきます。うねうねと曲がって、徐々に標高が上がってきています。
五輪峠
ようやく五輪峠へと到着して、ここから登山道へと入っていきます。しかし、登山口がかなり分かりにくいのです。最初は分からずに通り過ぎてしまいました。
五輪峠の登山口は、前橋市と沼田市の県境の標識が建てられている、ちょうどその場所にあります。草が生い茂っていて道がなさそうなのですが、ピンクテープが目印で付けられています。
こんなところに道があるの!?
これは初見殺しなの
ちょうど夏の登山で草がボーボーの状態ですが、よく見ると、登山道が続いているのが見えます。
足柄山
五輪峠から歩いて最初の山頂の足柄山に到着です。これといって山頂感はないので、見逃してしまいそうです。手作りの看板がなかなかいい味を出しています。
いい一日を♡ ですって! きっとここなちゃんからのメッセージですわ
そうだね...(これだけで妄想できるんかい)
足柄山から陣笠山へと向かっていきます。こちらも草に覆われた道で、途中で岩場になっているところもあります。
陣笠山
足柄山からは10分足らずほどで、陣笠山の山頂のたどり着きました。こちらは山頂が広場のようになっていて、それなりに登った感がありますね。
ここは登山したって感じでいいね
ちょっと休憩していくの
陣笠山から薬師岳へと平坦な道を進んでいきます。山の尾根を進んでいるというのが実感できる道でした。アップダウンはあまりなくて歩きやすいです。
途中で大沼が一望できる絶景スポットがありました。こんな景色に出会えるのも登山の魅力ですね。
大沼の絶景を見て、しばらく歩いていくと岩場の急勾配に出くわしました。ここを越えると薬師岳はもう少しです。
薬師岳
そして薬師岳に到着です!標高は1528m、今回のルートの中ではいちばん標高が高いところまでやってきました。
看板のうえにキノコが置かれてますわ
たぶん食べちゃダメなやつだよ
下山します
本来はさらに進んで出張峠まで行きたかったのですが、五輪峠の入り口が見つけられなかったりで時間がなくなったので来た道を戻ります。足柄山まで戻る手前の分岐点を厚生団地方面へ進んで下山します。
山を下って大沼の西側をまわるように道を歩いていきます。妙に霧がかかってきたので、このタイミングで下山できてよかったかもしれません。
大沼の湖畔にたどり着いたころには、霧で真っ白になっていました。何か音色が聞こえると思ったら、湖畔で折りたたみの椅子に腰かけておばあさんがオカリナを優雅に吹いているのでした。
こんなところでオカリナ 癒しだね~
何だか眠くなってきたの。。。
さて今回の登山はここまで。近くにあった厚生団地入口のバス停から、帰りの前橋駅行きのバスへと乗車して帰ります。今回のルートはそれほどキツいということでもなく、もっと登りごたえのあるルートも多くあるようです。観光感覚の散策から本格的な登山まで、懐が広い赤城山という印象でした。