今回は、岐阜県を走る長良川鉄道に乗車して、郡上八幡へとまいります。郡上八幡といえば、郡上おどりが有名な城下町として知られる街であり、途中下車して街歩きしてみました。
長良川鉄道は はじめてだね~
郡上八幡どんなところなんだろ
長良川鉄道に乗車して北へ
長良川鉄道の始まりの駅である美濃太田駅から出発します。大きな都市ではないものの、JR高山線および太多線との接続もしている立派な駅です。
JRのホームと並びにある長良川鉄道の乗り場にやってきました。乗車する列車は、クロネコヤマトのラッピングでした。長良川鉄道の一部区間では、旅客だけでなく宅急便の輸送にも使われているようです。
長良川鉄道は、刃物で有名な関市、古い街並みを残す美濃市などを走って行きます。サイクリングにも良いコースがあるのでしょうか、私が乗車したときはロードバイクを載せて輪行する方々もいらっしゃいました。
長良川鉄道とは、まさにその名のとおり、長良川に沿って列車は走っていきます。車窓からは川の流れの景色が美しいです。
川の近くを走ってるよぉ~
こういうの鉄道旅っぽくていいよね
北に進むにつれて山が迫ってきて、のどかな景色となってきます。ローカル線の雰囲気が楽しめます。
郡上八幡駅に到着
郡上八幡駅はと到着いたしました。ここで有名なのは、やはり”郡上おどり”ですね。駅のホームにも提灯がかかげられております。
木造駅舎の温かさが伝わって来る、風情ある駅舎です。観光客であふれる街だとは思いますが、朝早めにやってきましたので静かな雰囲気でした。
駅の正面へとまわってきました。有名な街なので近代的な駅舎かと思えば、昔ながらのレトロな様相の建物でした。
改修工事したけど、開業当時の建物の感じにしてるんだね
駅の中は喫茶店もあってきれい!
街をぶらぶらしてみます
駅から歩いて、街のほうへぶらぶらと歩いてみます。しばらくは観光地という感じでもなく、地元の商店街といった街並みです。
しばらく進むと、昔の役場の庁舎へとたどり着きました。昭和の初期の建物がそのまま残されています。
吉田川にかかる橋の上から眺めてみます。川のぎりぎりに建てられている家屋、遠くに見える山並みが印象的でした。
川沿いの街並みがいい感じ
水があるところって風流だよねぇ
城下町のあたりは情緒ただよう街の様子が残っています。こういう街をぶらぶらするのはおもしろいです。
街に用水路がめぐらされており、いくつかお地蔵さんと水飲場がありました。干し柿がぶら下がっているのが季節感が感じられます。
ふもとの城山公園からは、郡上八幡城が見えました。山内一豊の妻の千代は、郡上八幡の出身だという説があるようですね。
郡上八幡博覧館へ
郡上八幡の城下町にある、郡上八幡博覧館にやってきました。郡上八幡の歴史と文化に関するいろいろな展示がなされています。
こちらは郡上八幡の工芸品の郡上竿、郡上ダモです。長良川が近いこの土地、職人の技によって釣り道具が作られているとのことです。
続いて郡上八幡発祥のシルクスクリーン印刷のコーナー。布ものへのプリントなどに使われています。街には手ぬぐいへプリント体験ができるお店もあるようです。
こちらも郡上八幡で有名な「食品サンプル」です。本物そっくりです。
うわぁ~ おいしそう
食べられないやつだからね
やはり一番有名といえば郡上踊りですね。今回は時間が合わなかったですが、こちらの施設では郡上踊りの実演も一日にされています。
実際は7月中旬から9月上旬まで約30夜開催され、徹夜で踊り明かす日もあるとか。コロナが終息して再開されることを願っております。
引き続き長良川鉄道で
さて次回は、引き続き長良川鉄道に乗車して、北濃へまいりたいと思います。
次は終点まで乗るんだね
終着駅の独特の雰囲気があるところなんだって