もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

【一の宮めぐり】鹿島神宮(常陸国)

 今回で5回目となりました一の宮巡り、茨城県鹿嶋市にあります鹿島神宮へ参拝いたします。これまで訪れた神社の中でも、かなり広めの境内で見どころたくさんです。

 

この前の香取神宮からけっこう近いね

すごい広くて大変だった

 

鹿島神宮駅から近く 

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 鹿島神宮へは、JR鹿島線・大洗鹿島線の鹿島神宮駅から歩いて行ける距離にあります。駅から徒歩10分程度、駅近にあってアクセスはしやすいです。

 

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 駅前の目の前に通じている坂道が鹿島神宮への近道となります。道なりに坂を登って、登り切ったところを左折すると鹿島神宮が見えてきます。駅から遠い神社もありますが、今回は楽々です。

 

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 鹿島神宮の入り口の鳥居が見えてきました。夕方の時間帯ですが、けっこうな参拝者が訪れています。

 

すごいいっぱい人来てるよ

有名な神社だからねー

 

 

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 参道を進んで行くと、楼門が見えてきます。朱色の立派な造りは、香取神宮ともどこか似ているような気がします。香取と鹿島はそこまで遠くなく、影響を受けているのでしょうか。


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 楼門をくぐって、石畳の道を進んで行きます。背の高い木が生い茂る森の手前に、社殿が建っています。

 

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 授与所はガラス張りの窓に自動ドアの建物で、ちょっとしたお土産屋より立派な店構えですが、お守りなどがずらっと陳列して売られていました。神社初のクレジットカードを発行しているなど、いろいろと思い切っているようです。

 

なんか神社じゃないみたい

ちゃんと巫女さんいたよ

 

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 一方で、拝殿はかなり落ち着いたたたずまいとなっています。シンプルながら、厳かな雰囲気を出しています。

 

奥参道へ 深い森が広がります

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 鹿島神宮の見どころは、むしろ奥参道が伸びている深い森(樹叢)のほうではないかと思います。鬱蒼とした木々に覆われた一帯が全て境内となっています。

 

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 神社の中に広がる森の中を、まるで森林浴をしているような気分で、奥参道を進んでいきます。

 

神の遣いが飼われる鹿園

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 しばらく進むと、「鹿がこわがります」として犬の連れ込みが禁止の看板を見つけました。この神社には鹿がいるのでしょうか。

 

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 柵の中を見ると、ほんとに鹿がいました。鹿は神の遣いということで大事に飼われているらしいです。

 

全員ガン無視なんだよ。。。

あー 食事に夢中なのかなー

 

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 奥参道を進んで行くと、奥宮に到着です。残念ながら、こちらは改修ということで全容を拝むことはできませんでした。きっと森の中にある神秘的な建物という様相なのでしょう。

 

地震を鎮める要石へ

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 奥宮からはさらに道が続いています。道も細くてなって、だんだんと樹海のような感じになってきました。本当にこの神社、広すぎです。

 

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 数百メートル歩いて、小さな鳥居へと到着しました。ここに要石が奉納されています。

 

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 こちらはちょっとだけ石の頭が見えるくらいでした。香取神宮にも同じものがありましたが、地震を起こす大鯰を封じているという謂れがあるものです。

 

いや こんなので大丈夫なの!?

埋まっているところが 超巨大と信じよう

 

神宮の裏手にある御手洗池へ

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 いったん奥宮へ戻って、要石と反対方向の道へと進んで行きます。こちらは割と舗装されて歩きやすいです。

 

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 しばらく進んで行くと、御手洗池へ到着です。森の中に水辺があって、神聖な雰囲気です。冬にはこの池に浸かって身を清める禊(みそぎ)が行われるらしいです。

 

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 池の中は優雅に鯉が泳いでいました。さすがに餌やりはできないみたいです。

 

こっちもガン無視だよ...

エサもらえないと興味ないよねー

 

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 御手洗池のほとりにはお茶屋さんもありますので、こちらでちょっと休憩していくのもよいと思います。 

 

所用時間は少なくとも1時間

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 広すぎる神社の中をめぐっていたら、日が傾いてきました。鹿島神宮の広さは東京ドーム15個分くらいらしいです。今回は全体的にみてまわりましたが、1時間少々かかりました。見どころがたくさんあって、参拝しがいのある一の宮でした。

 

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