今回は、富山地方鉄道の中加積駅を訪問します。新型コロナウイルスにともなう越境自粛の緩和にともない、ようやくお出かけができるようになりました。感染症には厳重警戒で、マスクと携帯用ハンドジェルを装備してまいります。
なんでいきなり富山に?
それは最後まで読めば明らかに!
中加積駅で下車
富山地方鉄道に乗車して、降り立ったのは中加積駅です。富山地鉄には「加積」が付く駅が多く、ほかにも「西加積」「浜加積」「早月加積」があります。
似た駅名がたくさんあって迷子になりそう
加積兄弟だね!
それでは改札をくぐって駅舎を見てまわります。あちらこちらがピンク色があしらわれてポップな印象ですが、塗り直しを行ったときにこの色になったみたいです。
改札の脇の窓をのぞいて見てみると、かつて駅務を行っていたような様子がうかがわれました。この駅は今は無人駅ですが、昔は有人駅だったように見受けられました。
駅舎の様子を見てみます
駅舎の正面にやってきました。四角い箱のようなシンプルなつくりで、外壁は淡い緑色をしており、こちらも塗り直されたもののようです。
パステルカラーでかわいい
駅名の文字はけっこう渋い感じだったよ
駅舎の中は、椅子が数脚と木製のベンチがありました。板張りになっているところは、昔は何かしら窓口があったのかもしれません。
椅子とベンチには座布団が置かれており、壁にはこの季節らしくアジサイの絵や折り紙が貼られています。地元の方たちによって整備されているのではないでしょうか。
ローカル線らしい雰囲気がいいですね
少し日が傾いてきたので、あらためて写真を撮ってみました。夕暮れ時はいっそうローカル線の駅らしい表情が見られます。
あれだよね!ノルスタジー!
それ言うならノスタルジーね
特に何があるというわけでもないホームですが、どことなく懐かしい感じがあります。こういうのが富山地鉄の魅力なのかもしれないと思ったりします。
緊張の駅ノート
中加積駅には駅ノートが置かれています(それと「プリズンホテル」も置かれていました)。長らく駅ノートに触れていませんでしたが、久しぶりに描いていくことにします。
なんだか緊張しますね・・・。それというのも、実はそもそも富山にやって来たのは、駅ノート絵師のグループ「えきのて」の合宿が開催されるからなのです。私は初めての参加です。
あぁぁ、ドキドキする~
そんなこと言われると私も緊張する・・・
ここ中加積駅では、駅ノート絵師の大海あすか先生とF17先生とお会いしました。駅ノート絵師の大先輩がいらっしゃるんですから、そりゃもう描くのもすごく緊張しますよ。
その後、河合野好先生も合流されて、富山らしく海の幸をいただきました。やっぱり新鮮な魚介はおいしいですね。合宿では途中から、くろはす先生もオンライン参戦されて大いに盛り上がりました。初心者の私を温かく迎えてくださり、皆さま本当にありがとうございました。
気がつけば駅ノートを始めてちょうど1年ほど経ちましたが、これまで続けていてよかった、そう思えた日でした。これからもよろしくお願いします。