もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

秩父市の和銅遺跡を訪問しました

 今回は、コロナウイルス対応にともなう越境の自粛が緩和されたことに伴い、埼玉県秩父市の和銅遺跡へと行ってきました。和銅遺跡は、歴史の教科書で有名な「和同開珎」にまつわる場所です。

 

秩父へのアクセスに西武特急ラビュー

 東京都内から秩父市へのアクセスといえば、池袋~西武秩父駅を結ぶ西武線の特急列車が便利です。2019年3月には新型の特急車両「ラビュー」が登場しました。この機会に初めて乗車しました。

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特急ラビュー(西武秩父駅にて)

 特急ラビューは、全体的に曲線美を感じさせる独特な外観です。近未来からやって来た乗り物というような印象です。

 

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 内装は黄色を基調としたポップなイメージで、座席はまるで一人用のソファみたいな見た目です。窓はかなり大胆にとられていて、ほとんど足元近くまであります。 

 

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 小型のテーブルやコンセントも備え付けられており、車内はWi-Fiも飛んでいて便利です。走行音もかなり静かで、とても現代的な特急列車に感じられました。

 池袋から西武秩父まで約1時間20分、快適であっという間でした。

 

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 今回の目的地として秩父を選んだのは、学生時代の友人がいるからなのです。コロナの自粛明けに久しぶりに会いに行きました。西武秩父駅で合流して、車で和銅遺跡まで連れて行ってもらいました。

 

和同開珎ゆかりの地へ

聖神社

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 和銅遺跡がある蓑山(美の山)のふもとには、和同開珎にゆかりのある聖神社があります。貨幣にまつわる神社だけあって、銭神様とも呼ばれており、金運アップの御利益があるようです。

 

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 神社の脇には、和同開珎のモニュメントが飾られています。新型コロナウイルスの自粛明け早々でしたが参拝する方々も多くいました。私も金運上昇を願ってお参りいたしました。

 

和銅遺跡

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 和銅遺跡は、和同開珎の原料となる銅の採掘が行われたといわれている採掘場所の跡地で、聖神社からさらに奥地へと進みます。近くの駐車場まで自動車でのアクセスも可能です。

 

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 道中は坂道になっていますが、梅雨の季節らしくアジサイがきれいに咲いていました。

 

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 和銅遺跡への道のりは、森の中を進んでいきます。緑がたくさんで、ハイキングコースの一部にもなっているようです。

 

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 ハイキングコースを歩くこと数分で、森の中に突如として巨大な和同開珎のモニュメントが出現します!ざっと高さ5メートルほどはあると思います。

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 この近くを流れている小川は「銅銭堀」と呼ばれており、ここで採掘された銅を洗って都へと送り出したとのことです。もう少し奥地まで行くと露天掘り跡が近くで見られるようですが、今回はここで引き返しました。

 

秩父名物の豚みそ丼

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 この日のお昼ご飯は、友人から秩父名物の豚味噌丼のお店を紹介してもらいました。今回訪問したのは、秩父で100年以上の歴史がある豚味噌漬本舗「せかい」の直営店にあたる「秩父新世界」です。こちらのお店は、本年5月24日に開店したばかりのお店です。

 

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 豚味噌丼のメニューは、丼の上にのっている豚の枚数に応じて、小(1枚)、並(2枚)、大盛(3枚)があります。今回は並をオーダーしましたが、十分なボリュームです。

 

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 豚はしっとり柔らかく、味噌の香ばしい風味に濃い目の甘辛い味がかなりしっかり染み込んでいます。これが白飯に合わないわけがありません。ご飯だけのおかわりが欲しくなる味ですね。ごちそうさまでした。

 

 以上、秩父市の和銅遺跡の訪問記でした。ここまでお読みいただきましてありがとうございました。