今回は、道南いさりび鉄道の渡島当別駅で途中下車します。このあたりの観光名所のトラピスト修道院へ行ってみましたが、修道院へ続く並木道はなかなか圧巻の景色でした。
トラピストってどこかで聞いたような
函館のお土産屋にトラピストクッキーってありましたね
そのトラピストへ行ってみるの
渡島当別駅で下車
函館から道南いさりび鉄道の列車に乗車して40分程、渡島当別駅へやって来ました。北海道新幹線の開業にともなって江差線が道南いさりび鉄道に移管されてから、初めての乗車でした。キハ40形の車体はキラキラしたラッピングになっています。
駅名標には「トラピスト修道院入口」も併記がされています。駅舎も西洋風の教会のような建物が見えてきました。
駅舎の中も教会を模したようになっていて、高い天井やステンドガラス調の窓などこだわりが見えます。
ほんとに教会みたいな感じですね
郵便局も一緒になってるの
こちらが駅の入り口からの外観ですが、教会そのものといった佇まいです。それほどにトラピスト修道院というのは偉大なのでしょう。いざ行ってみるとします。
トラピスト修道院への道
渡島当別駅から10分弱歩くと、トラピスト修道院へ続く真っすぐな並木道が始まります。
この修道院への道は「ローマへの道」と呼ばれているそうです。一直線に続く並木道は圧倒される景色です。別世界へ吸い込まれるような雰囲気が感じられます。
ローマは一日にしてならずっていうよね
いや今日は日帰りだからね
並木道はおよそ800メートルほど続きます。丘の上に建つ修道院がようやく見えてきました。
並木道が終わったところに売店があります。トラピスト修道院で作られたクッキーやバターが売られています。ソフトクリームもおいしいと有名らしいですが、冬場はやっていませんでした。
トラピスト修道院まであと少し、階段を上ると到着です。雪が積もっていてひと苦労です。
滑って歩きにくいですね
これも修行なんだよ きっと
修道院の門扉の横側は小さな資料室になっていて、こちらは自由に見学できます。トラピスト修道院の歴史などについて展示がされていました。トラピスト修道院は、戒律を厳格に守るシトー会に属するとのことです。
トラピスト修道院の1日はコミカルに紹介されていましたが、まさに「祈り、働け」をそのまま表したような生活といったところでしょうか。朝3:30に起床、祈っては作業、祈っては作業といった感じです。
この扉の向こうで規律正しい生活が送られているのでしょう。内部の見学は往復はがきでの事前申込みが必要です。
男子修道院だから女子はダメだって
どっちにしろ わたしたち入れないんじゃん
今回の駅ノート
トラピスト修道院から渡島当別駅に戻ってきました。この駅には駅ノートが置かれていましたので、ひとつイラストを残していきました。
やはり教会のような駅の建物が印象でしたので、そちらをモチーフにいたしました。
天にまします我らの父よ
願わくは つぐみちゃんとあんなことやこんなことを
なに祈ってるんだか...