今回は、久しぶりに高山線に乗りに行ってみました。高山駅からスタートして周りの何駅かまわってみたいと思います。
夜行バスで高山駅にやってきました。時刻は午前4時50分。新宿から直通のバスが出ていて、割と安くアクセスできるので便利です。
数年ぶりにやってきた高山駅はかつての面影はなく、現代風に改装されていました。
きれいな駅ですね 美術館みたいですわ
いやもう 朝早すぎ・・・
夜行バス6時間はキツいの
ほとんど誰も乗っていないガラガラの早朝の列車で、南へと向かいます。
飛騨小坂駅に到着
高山駅から20分ほど、飛騨小坂駅にやってきました。丸太を斜めに組み合わせた特徴的な駅舎です。この辺りは木材の産地として有名で、それにちなんで立派な木造駅舎になったようです。
待合室の中も木造で、年季が入っている駅名標や駅の構図の青写真など、いろいろと興味深いものも展示されています。
駅舎の隣にちょこんと小屋のようなものが建っています。なんだろうと思ったら電話ボックスでした。意外なところにこだわりが見えます。
飛騨小坂には特急「ひだ」も一部が停車をします。
新型車両かっこいいの!
誰も乗り降りする様子がないですわね...
地元の方が設置したと思われる駅ノートもあります。No14とあり、長い間大切にされているようです。
朝早くから訪問したので時間は十分にあります。今回も駅ノートにイラストを描かせていただきました。独特な駅舎はどうなっているのか、描いている途中で混乱してきました(笑)
わーっ ジャンプジャンプ
なんで飛び跳ねてるんですの
特に深い意味はないんだよ
渚駅に到着
飛騨小坂から一駅となり、渚駅にやってきました。渚という名前ではありますが、海はどこにも見えません。それどころか見渡す限り山です。
無人駅でかわいらしい駅舎が建っています。撮影スポットになっているのか、カメラを抱えた鉄道ファンが時折りやってきました。
駅ノートがあったので、駅名にちなんでCLANNADの古河渚さんを描いてきました。(かつて毎週のように泣かされたアニメです。懐かしいですね...。)
駅にだんごが乗ってますの!?
だんご だんご だんご だんご
だんご 大家族
道の駅 飛騨街道なぎさ
渚駅から歩いて10分ほど、道の駅飛騨街道なぎさにやってきました。地元のお土産が買えたり、食事処があったりとローカル線の旅ではよくお世話になっています。
ちょうどお昼どきになったので、ランチをいただきました。縄文うどんを注文、ちょっと柔らかめの麺に、みそベースのおつゆでやさしくてほっこりする味わいでした。
飛騨一ノ宮駅に到着
続いて飛騨一ノ宮駅にやってきました。駅前に「源流の里」とあるのが目立ちますが、太平洋と日本海の分水嶺が駅の近くにあるようです。
駅はそこそこ広いですが無人駅です。待合室はがらんとしている中にベンチが置かれています。
列車が発着するホームからは、駅舎を見下ろすような形になります。ホームにかかる木造の屋根が駅舎に続いている姿が、昔ながらの駅という感じで良い雰囲気です。
こちらの駅にも駅ノートがありました。中を読んでみると「星空にかかる橋」という作品の聖地になっていて、この駅を訪問された方の書き込みが結構ありました。
ここでも駅ノートにイラスト描かせていただきました。飛騨の名物といったら「さるぼぼ」かなぁと頭に思い浮かんだのでした。
さるぼぼ かわいいね
つぐみちゃんに抱かれるなんて 私もさるぼぼになりたいですわ!
水無神社
飛騨一ノ宮駅から歩いて5分程、水無(みなし)神社へとやってきました。ここが駅名にもなっている飛騨の国の一宮です。
鳥居の側にいる狛犬は、ちょっと変わった顔つきでした。
これいつもの狛犬じゃなくない?
なんかエジプトっぽい感じ
境内は広くて、背が高い巨大な杉や桧が立ち並んでいます。どれくらい昔から生えているのでしょうか。かなり歴史が長そうに見えました。
水無と名前はついていますが、ご神体とされる位山(くらいやま)は分水嶺になっていて、水源をつかさどる神様を祭っているとのことです。
今回の旅はこれまで
夜行バスに揺られてまだ夜も明けない頃に着いてから、ひたすら駅めぐりと駅ノートにイラストを描き続けてきたので、この日は早めにホテルにチェックインです。朝食も夕食バイキングあり、露天風呂ありに惹かれてルートイングランディア飛騨高山に泊まりました。
お土産屋で買ってきた日本酒で旅の疲れを癒すとしましょう。山車 上澄という地元のお酒を買ってみましたが、柔らかくまろやかな口当たりでおいしかったです。
今回の旅はここまで、また次回よろしくお願いいたします。
高山からはどうやって帰るの
またバスで6時間ですわよ
もう長時間バスはやだよ。。。