もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

【水郡線】矢祭山にやって来ました

 郡山駅から水郡線に乗車して、ローカル線らしいのんびりとした車窓を眺めながら列車に揺られて、矢祭山駅で途中下車しました。次の列車が来るまでの間、この駅の周辺をぶらぶらしたいと思います。

 

やまつり? 矢を祭ってるの?

むかし源氏が弓矢を祭ったらしいよ

おもしろそうなところですわね

 

矢祭山駅で下車しました

 矢祭山駅はその名のとおり、矢祭山のふもとに位置しています。駅舎は木造ですが結構きれいな感じです。駅前にはお土産屋さんがあり、鮎の塩焼きなどが売られていてちょっとした観光地になっています。

  

 駅のホームからは、川にかかる赤いつり橋が見えます。ちょっと見に行ってみましょう。

 

あゆのつり橋を渡ります

 駅のホームから見えた赤い橋のほうへと向かってみます。「あゆのつり橋」という名前がつけられています。このあたりでは鮎がよく釣れるみたいですね。

  

 あゆのつり橋は久慈川にかかっています。川の流れを見渡せる眺めの良い橋です。今年はちょっと遅いような気もしますが、だんだんと紅葉してきています。

 

これすごい景色よくない!?

紅葉がきれいなところなんですね

  

夢想の滝へ向かいます

 案内板を見ると、歩いて10分くらいのところに「夢想の滝」があるとのことなので、そちらへと行ってみます。あゆのつり橋を渡って、階段を下りていきます。

  

 天気がくもってきたせいか、かなり薄暗い印象です。ちょっとした森の中に迷い込んだような感じです。道の脇に小川が流れていてマイナスイオンがあふれかえっているような印象です。

  

 しばらく進むと、坊主頭の石像がちょこんと座っています。「おりこうさん」と名がつけられています。「世界中の子供達がおりこうで元気に育つよう願いを込めて建てられました」とのことです。

 

世界中ってなかなか壮大だね

これ撫でたら賢くなるやつだね めっちゃ撫でておこう

 

 さらに奥へと細い道を進みます。駅からのアクセスが良い場所にしては、なかなか神秘的な雰囲気が漂っているように思います。足元がけっこう滑りやすいので、恐る恐る歩いていきます。

  

 しばらく進むと、またもや石像がちょこんと座っています。今度は「合格さん」という名がつけられています。しっかり拝めば希望する学校の受験に合格する、みたいなことが書かれていました。

 

夢想の滝に到着 

 おそらく10分ほど歩いたと思いますが、ようやく夢想の滝へと到着いたしました。あんまり大きくはないですが、このあたりの森の中の雰囲気は落ち着いて静かです。

 

森林浴って感じでいいところですわね

駅からそんなに遠くなかったよ

  

 上のほうを見渡せば、木々に囲まれてしまってなんだか迷子になってしまったみたいです。大きく張り出している岩場もかなり特徴的です。

 

乙女観音

 夢想の滝の近くには、「乙女観音」と書かれた案内もあります。土中から300年前に作られたらしき観音像が発掘されたようです。

  

 なかなか見つからないと目を凝らしていましたが、やっと見つかりました。確かに斜面の中に観音像が埋まっております。

 

あんなところに銅像があるの!

不安定な感じですが大丈夫なんですかね

 

 さて、矢祭山の訪問はここまで。さすがに今回はそこまでの時間もなかったのですが、矢祭山や桧山に登ることができるようです。ふらっと降りてみましたが、おもしろい駅でした。

 

再訪しました

 3年後に矢祭山駅を再訪しました。前回に訪問したときは気がつかなかったのですが駅ノートが設置されています。気にしていないと意外と見落としてしまいがちです。新しいノートは無地の自由帳です。

 

 駅のホームから久慈川の流れ、山の景色が見える癒されるところです。何回も来たくなりますね。

 

矢祭山駅で降りてみてね!

ここの風景きれいだねぇ

駅前の鮎の塩焼きを毎回食べ損ねてる気がしますわ