もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

西日本・四国・九州

妙高山をながめながら -豪雪地帯を行く③

今回は、新潟県の上越妙高駅から長野県の長野駅へと向けて、えちごトキめき鉄道としなの鉄道を乗り継ぎます。 かつて信越山線とも言われたルートで、妙高山など山々の景色やスイッチバックなどの見どころがあります。 妙高 推して参ります! そうだね・・・ …

ことでん乗車記(琴平線)

今回は、以前お送りした金刀比羅宮のあとで高松琴平電気鉄道(ことでん)に乗った話です。琴平線に乗車して、琴平から高松築港まで途中下車をはさみながら進みます。 ちなみに今回の乗車は年末も押し迫って大晦日でした。 金刀比羅宮の参拝に関しては、以下…

水島臨海鉄道を地元民が紹介します!

今回は、岡山県倉敷市を走る水島臨海鉄道に乗車しました。水島臨海鉄道は、倉敷市の中心部と同市の水島地域を結ぶ鉄道です。 何を隠そう、倉敷といえば私の地元でございます(今は東京に出てきて10年超になりますが)。特に水島地域の近くには、幼いころに…

金刀比羅宮(こんぴらさん)に参拝してきました!

今回は、香川県の金刀比羅宮(こんぴらさん)へ行ってきました。 こんぴらさんに参拝するには、長い長い階段を上っていかなければなりません。その数は、なんと御本宮まで785段もあるとのことです。 しかも、さらに奥社まで行く場合には583段がプラスされ、…

瀬戸大橋を渡って四国へ -2018年末の乗り納め(3)

前回は新快速で京阪神を抜けて、地元である岡山にたどり着いて無事に帰省を果たしました。www.mocomoco-tetsutabi.com とはいえ、せっかく青春18きっぷを利用しているので、実家に帰る前に寄り道したいと思います。家にはまっすぐ帰らない、目的地まで遠回…

新快速、そして岡山帰郷 -2018年末の乗り納め(2)

前回は青春18きっぷを利用して、東京駅を出発して大垣駅までやって来ました。多少の課金をしてクロスシートで移動しました。www.mocomoco-tetsutabi.com 今回は、引き続いて大垣駅から出発して、東海道本線及び山陽本線を下り方面へと進んでいき、筆者の地…

寝台特急「サンライズ出雲」 シングル個室に乗車しました!

今回は、寝台特急サンライズ出雲のB寝台個室シングルに乗車する機会がありましたので、そのときのことをお送りしたいと思います。 かつては数々の寝台特急がありましたが、次々に廃止され、現在となってはサンライズ瀬戸・出雲は定期運行される唯一の寝台特…

黒部峡谷鉄道の乗車記‐トロッコ電車の見どころは

宇奈月温泉の観光といえばトロッコ電車 宇奈月温泉から出ている黒部峡谷鉄道は、トロッコ電車がすっかり観光の定番となっています。 今回は実際にトロッコ電車に乗ったときの様子をもとに、乗車時の見どころをお送りしたいと思います。 スポンサーリンク // …

黒部峡谷鉄道の駅名標をまとめてみました

黒部峡谷鉄道は、もともとは黒部川水系の発電所建設のための資材運搬用のための鉄道でしたが、その後は旅客輸送も開始して、現在はトロッコ列車が観光のために一役買っています。 今回はトロッコ列車や観光はさておき、黒部峡谷鉄道の駅名標を集めました。な…

2018年で運行終了!関電トンネルトロリーバスの乗り納め

関電トンネルトロリーバスは2018年で廃止に。 今回は、一見したところ鉄道と関係なさそうで、実は関係大有りのトロリーバスについてです。 現在、トロリーバスは立山黒部アルペンルートでしか運転されておらず、扇沢~黒部ダムの区間と、大観峰~室堂の区間…

偉大なるローカル線を振り返る

「偉大なるローカル線」の異名をもつ山陰本線。 最長距離の路線ながらも、その沿線ではいたるところでローカル線らしい雰囲気があふれています。 私の地元は岡山ですが、地元で暮らしているときには山陰の列車に乗る機会はまったくありませんでした。地元を…

北陸トライアングルル―トきっぷで観光はいかがでしょう

「北陸トライアングルルートきっぷ」は、金沢・能登・高岡を中心とする北陸地方の自由周遊区間内が、2日間、普通列車の自由席に乗り放題になるきっぷです。 「トライアングルルート」というのは、自由周遊区間がまるで三角形を描くように設定されていること…

肥薩おれんじ鉄道(出水~川内)【2018九州オーシャンビュー(7)】

出水駅からツルに見送られて。 前回の記事では、八代駅から肥薩おれんじ鉄道に乗車して、出水駅までやってきました。不知火海の景色は素晴らしいものでした。 今回は、引き続いて、出水駅から川内行きの列車に乗車します。 出水駅のホームでは、堂々とツルた…

肥薩おれんじ鉄道(八代~出水)【2018九州オーシャンビュー(6)】

熊本と鹿児島を結ぶ海沿いの路線 肥薩おれんじ鉄道は、九州新幹線の新八代~鹿児島中央の開業にともなって、並行在来線である鹿児島本線の八代~川内間の移管を受けて開業した鉄道です。 その路線は不知火海の沿岸を走る区間が多く、車窓からの景色にも期待…

三角線に乗車 短い路線にも旅情あり【2018九州オーシャンビュー(5)】

熊本駅から三角行きの列車に乗車です。 前回までは長崎を中心に旅をしてまいりましたが、今回は場所が変わって熊本からスタートです。駅舎の工事で新しくなった熊本駅から、三角行きの気動車に乗車です(「三角」と書いて「みすみ」と読みます。決して「さん…

シーサイドの絶景路線、大村線に乗って佐世保へ【2018九州オーシャンビュー(4)】

大村線に乗車して佐世保へ向かいます。 前回は長崎本線の旧線(長与経由)を経て、諫早駅までやってきました。 引き続いて、大村線へと入る竹松行きの列車へ乗車します。 諫早駅を出発すると、間もなくして大村市に入ります。次の若松駅を出発すると、少しの…

長崎本線・旧線は遠回りの価値ある海の路線【2018九州オーシャンビュー(3)】

長崎本線の旧線に乗車します。 長崎駅へと至る長崎本線は、喜々津~浦上の間で2つのルートが存在します。片方は、明治31年に開通した旧線で、長与駅を経由するルートであり、他方が昭和47年建設された新線で、市布駅を経由するルートです。 新線の完成…

唐津から伊万里、有田を通って長崎へ【2018九州オーシャンビュー(2)】

筑肥線の後半は、黄色のディーゼルカーで伊万里へ まずは、前回に姪浜~唐津間を乗車した筑肥線の後半戦です。筑肥線はこの区間だけでなく、現在はつながっていないものの、山本~伊万里間も属しています。もっとも、運行上は唐津駅または西唐津駅が発着とな…

地下鉄に乗ったはずがローカル線に?筑肥線にて唐津へ【2018九州オーシャンビュー(1)】

さあゴールデンウィーク。1年ぶりの九州へ。 昨年のゴールデンウィークは、鹿児島本線と日豊本線を中心にして九州をまわりましたが、今年も1年ぶりに九州へ行ってまいりました。 ゴールデンウィークに九州へ行く理由としては、「旅名人の九州満喫きっぷ」な…

万葉線と富山ライトレール、富山県の路面電車を乗り継ぐ!

今回のメインは路面電車です 富山県では、多くの路面電車が活躍しているのを見かけます。富山駅前から出て市内を走っている富山地方鉄道の軌道線がもっともメジャーであろうと思いますが、今回紹介します万葉線(高岡駅~越ノ潟)と、富山ライトレール(富山…

越美北線(九頭竜線)とえちぜん鉄道勝山永平寺線、福井の盲腸線を路線バスで乗り継ぐ!

福井県の盲腸線に乗車する話 いわゆる盲腸線というのは、線路の片方(または両方)の末端が他の路線と接続していない行き止まりの路線を指しますが、乗りつぶしの旅においては盲腸のように厄介です。何と言っても、一度乗車して終点まで行ったら、同じ線路を…

のと鉄道で行く能登半島の列車旅 (後編)

前回、のと鉄道の観光列車「のと里山里海号」に七尾駅から乗車し、能登中島駅までやって来て、この列車が通過する西岸駅もあわせて紹介いたしました。 norihoudai.hatenablog.jp 今回は引き続き、「のと里山里海号」の乗車の様子はもちろん、この列車では通…

のと鉄道で行く能登半島の列車旅 (前編)

能登半島の七尾~穴水間を走る第三セクター のと鉄道はJR七尾線の七尾駅や和倉温泉駅から乗り継いで、さらに能登半島の奥の穴水駅までを結ぶ第三セクターの鉄道です。かつては、奥能登の輪島や蛸島まで行く路線を有していましたが、利用客の減少により現在…

越美北線・自然豊かな車窓を眺めながら九頭竜湖へ

九頭竜線という通称で呼ばれています。 越美北線は、北陸本線の越前花堂から分かれて、九頭竜湖へと向かう総距離52.5kmのローカル線です。通称は九頭竜線と呼ばれており、駅の案内などでもこの名称が使われているほうが多いです。ほとんどの列車が福井駅…

さよならの車窓からー三江線乗り納めの旅(5)ー

三江線の旅の最後は、江津から三次まで、途中下車なしで乗り通しました。そのときの車窓の景色をもって、乗り納めの旅の締めくくりとしたいといます。 江津駅を5時53分発の三次行きに乗車します。江津発の始発列車で、混雑対策の3両編成でした。江津付近…

三江線の夜模様ー三江線乗り納めの旅(4)ー

前回の記事で訪れた潮駅から、18時28分発の浜原行きに乗車して、江津方面へと向かいます。 さすがに、この時間帯ともなれば昼に比べて乗客は減ってきます。とはいえ、ざっと見て20人くらいは乗っており、これまでの三江線の乗車率とは比較にならないで…

絶景の潮駅で途中下車。江の川の流れが目の前に。ー三江線乗り納めの旅(3)ー

三江線で途中下車したい駅 三江線では宇都井駅が天空の駅として注目を集めていますが、潮駅もおすすめしたい駅です。 宇都井駅がその構造的な特徴で有名であるのに対して、潮駅の見どころは駅から見える自然の景色です。 潮駅に列車でやってくると、最初に目…

珍駅名に惹かれて竹駅へー三江線乗り納めの旅(2)ー

三次駅を10時02分に出発の三江線に乗車し、宇都井駅で途中下車した後、バスを乗り継いで石見川本に15時12分に到着しました*1。三江線では数少ない有人駅であるこの駅も、列車が来ない時間は閑散としています。 次の三次行きの列車が到着するまで1時…

天空の駅・宇都井を訪れるー三江線乗り納めの旅(1)ー

三江線は平成30年3月末日の運行を最後に廃止されます。 本年3月末日で廃線となってしまうことで、にぎわいを見せている三江線。雪の影響で運転取り止めの期間がありましたが、無事に運転を再開しました。 18きっぷのシーズンをむかえて混雑が予測されま…

宇都井駅で途中下車したい。バス乗り継ぎはできるか?

平成30年3月末日の運行終了が迫っている三江線ですが、その中で最も特徴的な駅となれば、宇都井駅の名が挙がるのではないかと思います。 宇都井駅は、ホームと待合室が地上約20メートルの高さにあり、ここへ至るには116段の階段を上っていく必要があ…